昨日、自分のクセ、パターンを変えようとしてもむずかしい。
変えることは考えない。
じゃあどうするかと言うと・・・。
変わる状態をつくること。
というところでした。
ところで!
今朝、昨日の自分の記事を読んだら、
この「変わる状態をつくること」の一文が抜けてました。
これがなかったので意味が分からなかったかも。
修正しておきました。
すみません^ ^;
前回の記事はコチラ⇒自分のクセに気づいて~でどうする?!
で、気を取り直して話を戻しますと^ ^;
すぐに変えようなんて考えない。ということです。
ではどうするか。
今日はその方法の一つをご紹介します。
それは、
その瞬間の周囲の音を聴くことです。
周囲の音を聴くことで、変わる状態をつくるんです。
「音なんて聴こえてるよ」と言う方もいるかもしれません。
でもたとえば、
耳を澄ませてみると『ブ~~~ン』という
低い空調の音がしていることに気づいたり、
自分が出しているパタパタいう足音に改めて気づいたり。
また、いままで気にしていなかったけど、
相手の声だけではなく、相手が動くたびに
服がこすれる音に気づくいたり、
部屋の外から遠くを走る車が聴こえてきたり、などなど。
けっこういろいろな音が聴こえていませんか?
そんな周囲の音を、聴く。
すると、今やっていることを
少し「落ち着いてみる眼」ができるんですね。
周囲の音は今の瞬間、発生しています。
その場、その瞬間に出ているんですよね。
それに注意を向ける、ということです。
もう少し詳しくやりかたを書くと、
最初は一つ一つ、気づいていなかった音に注意を向けていきます。
そして一つずつの音に注意を向いて
いろいろな音があるなあ、とわかったら、
次にそれらの聴こえている音を「全体として聴く」感じにするんです。
何気に聴こえている感じ、です。
これはふだんから何度かやっていれば、
そのうち慣れます。
全体的に聴こえるのに慣れたら、
「周囲の音を聴こう」と気づいた瞬間に
全体的に聴こえるようになってきますからね。
でも、
「そんなことで、
自分を責めたり怒ったりする気持ちに変化が起こるの???」
と思いますよね。
最初に書いたように、ここでやっているのは、
変化が起きる状態を作る、というです。
たとえば、目の前に腹の立つ人がいたり、
子供がオイタをしたりしているときなど。
そんなとき、相手をほったらかしにして
「音を聴くことに集中する!」
なんてことは、もちろんやりません。
自分の持ちの高ぶりはそのままでいいんです。
イライラや怒りもおさえようとはしない。
で、このとき、同時に周りの音を聴くんです。
感情や情緒は変えようとしないで、
周囲と自分との関係を、感じている感覚から変えて、
変わる状態をつくる、ということです。
実は最初からいっちゃいますけど、
これってけっこう難しいです^ ^
まずこの「周囲の音を聴く」というのを思い出すこともないし、
思い出してやってみても
「即効性ないじゃん!」
とやる意味を感じられなかったり。
でも、
できれば、めげずに何度もチャレンジしてほしいんですねー。
やれば、
怒っている時に深呼吸しようとするより、
よほど効果的な場合が多いんですよ。
今日、もしチャレンジしてみて興味が湧いたら、
明日も読んでね^ ^/
覚技ワークス 主宰 新海正彦