福島へ出向く隊員のナマ声に泣いた! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

常々、確証できない情報を提供することは
できるかぎりしないようにと心がけています。
でも今日は、つい胸を打たれた内容でしたので、
そのことをブログに書こうと思います。

今日の昼過ぎ、ハイパーレスキュー隊員の方の
ツイッターを目にする機会がありました。
短い内容なのに読むうちに涙がどっと溢れ、
文字が読みにくくなってしまいました。

内容をコピーペーストするとこうです。
新しいツイートから古いツイートの順です。
   
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3HRYoshiyuki Yoshi
ついに出場指令が出ました。6本部機動部隊で6本部機動部隊、8本部機動部隊、上野署隊と合流し、福島へ向かいます。以後ツイートできないので、無事帰還ツイートをお待ちくださいませ。(^-^)

3HRYoshiyuki Yoshi
首相から直々に電話がありました。資器材、作戦、準備万端です。総勢46名で原発へ出場します。みなさんからの温かいご声援、本当にありがとうございます。まさに元気玉です。46人のスーパーサイヤ人で闘って来ます。

3HRYoshiyuki Yoshi
我がハイパーレスキュー(第三消防方面本部消防救助機動部隊)も原発へ再出場の準備。
もう覚悟を決めました。我々はNBC災害に対峙する最後の砦。日本の未来のため、ガンバります。

3HRYoshiyuki Yoshi
ありがとう。こんなに恐いのは、初めてです。

3HRYoshiyuki Yoshi
警視庁幹部の方々へ。我々公安職は元々危険な現場に赴く職業。しかしながら危険性を把握していながら、あえて赴くのはただの犠牲。裸で火事場に行くようなもの。どうか隊員の方々に限度以上の被爆をさせないようにしてください。職性上、命令に従う我々。ご英断をお願いいたします。

3HRYoshiyuki Yoshi
警視庁機動隊が原発へ。ハイパーレスキューは引き揚げて来たのに。 ハイパーレスキューは救助が仕事ですから。←これは建前。家族を考えると原発には行きたくない。申し訳ない。
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なんという気骨、覚悟、そして素直な言葉でしょう。
ぐっときました。

そして、これを最初に読んだとき、フォロワー数はわずか100程度でしたが、
たった数分のうちにその数が1万を超えるほどまでに増加していました。
まさに爆発的な広がりです。

心の底からまっすぐ発せられた真摯な生の声は、
これほどの力を持つものだということを本当に目の当たりにしました。

またそんな声をあっという間に広げていくネットワークの底力、威力というものを、
これであらためて見せつけられました。

今頃この彼は仲間達と一緒に福島にいるのでしょうか。
それを思うと胸を衝かれます。

どうか健康を害することなく作業を終了できますように。
そして、どうか無事に生きて帰ってきてください。
今はそれを願うばかりです。


                     覚技研究会 新海正彦