厚生労働省はこの度、児童養護施設の入所を原則18歳までとしている自立支援の年齢制限を撤廃する方針を決めました。
これまでは18歳(最長22歳)になれば、施設を退所し一人で暮らしていかなければならず、頼る場所もなく孤立し、出産しても里帰りすることもできず、トラブルに巻き込まれたり、虐待をしてしまうケースもあり生きづらさを抱える人が多くいました。
そのため18歳という年齢制限を撤廃し、都道府県ごとに支援の計画を立てていく方向に進んでいます。 しかし、その分、施設でのサポート体制も充実していかなければならず、課題もあります。
今後も支援の強化について、引き続き働きかけていきます。