【2分動画・毎日更新241回目】
「内密出産、国の法整備を!」
望まぬ妊娠など様々な事情によって
身元を明かさず匿名で出産することができ
女性を支援しながら、
子供が自らの出自を知る権利を保障する
「内密出産制度」
ドイツでは実施され
日本でも法整備が求められていますが、
今だ進んでいません。
熊本市の慈恵病院はかつてから「赤ちゃんポスト」の運用を行い、それでも救えない命があるとして
「内密出産制度」を導入し、この度10代の女性が昨年12月に出産をしたと公表しました。
戸籍法では、出生届けは親の名前、子供の名前を記すことが義務づけられ、親がわからない子供は棄児として自治体の長が戸籍をつくります。
しかし、親がわかっているにも関わらず事情により匿名で出産した場合、病院が名前を空白で出すことについて、
適法かどうか国は明確にしていません。
熊本市では以前からこの課題をどうするのか、国にも要望を出していましたが、今だ明確な回答がなく
全国でも問題としてあげられていました。
そのため国による早急な法整備が必要です。
生まれてくるすべての子供が健やかに成長でき、安心して出産、子育てできる環境づくりを進めていきたいと思います。