出産議員ネットワーク・子育て議員連盟合同勉強会 に参加。
テーマは
「コロナ禍の災害対策 妊産婦・子どもケア
〜家庭での準備と避難所運営のあり方〜」
妊産婦・子ども目線での施策としてどのようなことが必要かを考えたり、自治体政策に活かしていくための勉強会でした。
講師は減災と男女共同参画 研修推進センター共同代表、早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員の浅野幸子(あさのさちこ) 氏
勉強会では、子育て世代への対策へのポイントを詳しく教えて頂きました。
災害避難では子供や高齢者、障害を持っている方などを連れて避難所に行くことが困難な場合や
コロナ禍での分散避難により、
在宅避難者が増えてくるため
置き去りにしない、「誰一人取り残さない」ための支援が必要になります。
具体例として
■いつでも安心して授乳できるスペース
■液体ミルクの保管について(地域のニーズに合わせて保管量を決める)
■食物アレルギーのある子供への支援物資
■トイレへの幅広い配慮
(男女に捉われない共有のトイレやストレッチャーで入れるトイレなど)
■性犯罪防止、被害者支援のための防犯カード、防犯ブザー
など、教えて頂きました。
「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~ 」| 内閣府男女共同参画局
授乳アセスメントシートなどもあり参考になります。
また、災害対策本部、避難所運営にあたり、意思決定の場において、男性が中心であり
子育て中の母親や若者が参加していく必要性についても提言されていました。
今後の災害対策への貴重な情報を教えて頂きました。
ぜひ、今後の対策に活用していきたいと思います。