昨日は一日県庁で職員の方と話をしていました。
午前中は農林水産部、
午後からは県庁向かいにある「スポーツ文化部」へ。
今年の2月議会に一般質問で質問させて頂いた
「四国遍路世界遺産登録」に向けての進捗状況の報告を頂きながら、
『顕著な普遍的価値の証明』を
どのようにしていくのかプロセスに向けての提案をさせて頂いていました。
四国遍路を世界遺産登録をしていく上で
最も重要なことは『お接待文化』の存在にあると私は思っています。
同行二人の大師信仰により、遍路をまわる方は『お大師さん』だと思って
分け隔てなくお接待を施していったこと、
貧困や差別を受けて四国に渡り、一生遍路をしながら巡礼を続ける方々を
四国の人は受け入れてきました。
これは世界に類のない、四国の人々が受け継いできた文化だと思います。
「世界遺産」は観光資源ではなく、
戦争を回避するための平和の象徴として、
偏見、差別、貧困がもたらした様々な建造物なども含まれます。
四国の歴史、文化、自然を後世に残していくためにも、
四国遍路の世界遺産登録に向けて、
私も引き続き取り組んでいきたいと思います。
現在、四国遍路世界遺産登録推進事業として
『愛「遍路道」プロジェクト第2弾』が行われています。
8月30日までで目標100万円ですが、現在(7月31日時点)では
45万円くらいまで集まっているそうです。
ぜひご協力頂きたいと思います。
↓
https://www.pref.ehime.jp/h14400/shikokuhenro/ai-henromichi2.html