【愛媛県議会・一般質問3日目】
(中田晃太郎・志士の会)
1 新型コロナウイルスによる県内水産業の危機を乗り越えるため、地産地消の視点も踏まえつつ、消費拡大にどう取り組んでいくのか。
→(理事者答弁)
首都圏、関西方面からの需要が大きく減少、小中学校への給食にマダイや媛スマなどを使用、魚食教育、地元食材への消費を推進、国内外への営業を推進していく。
2 避難所における新型コロナウイルス対策や住民への周知に、市町と連携してどのように取り組むのか。
例えば、住民は親せきや友人宅、ホテル等へ事前避難を行ったり、車で高台へ避難するなど分散避難を検討しておくことや、各自でマスクやアルコール消毒液、体温計などの衛生用品を持参し、避難中は継続して体調管理を行うなど、住民が認識し実行すべき新たな対策が多数あるため、市町が地域性に合わせて改善を加え、早急に周知する必要がある。また、避難所における感染対策として、段ボールベッドやパーテーションの設置は飛沫防止の抑制だけでなく、プライバシーの確保等にも有効である。
→(理事者)
避難対策のガイドラインの策定を行い、市町とのテレビ会議など情報共有を行っていった。今後も連携をとって行っていく。
3 高校総体の中止に伴う各競技団体における代替大会の検討状況はどうか。また、県として大会の開催をどのように支援していくのか。
→(理事者答弁)
代替試合などは大学入試選考のための公認競技も含まれており開催実現に向けて動いている。会場、審判員の確保、生徒が参加しやすい環境をつくっている。練習期間の少ない中、人生の思い出に残る大会の実現を目指す。
4 SNSによる誹謗中傷など、インターネット上での人権侵害をどう認識し、その解消に向け、どのように取り組んでいくのか。
→(理事者答弁)
人権施策を実施し、相談対応に応じるようにしている。教育現場でモラルについて指導し、プロスポーツ選手のメッセージ動画を配信するなど行った。すべての人権の尊重を行うようにしていく。
5 愛南地域遠隔医療システムの整備事業を始め、5Gの活用を見据えた地域医療の確保にどのように取り組んでいくのか。
→(知事答弁)
遠隔医療は地域医療の発展に重要であり、愛南町では5Gにより在宅患者の状態を地域の医療や介護施設で状況をみることができるようにしている。診断においては院外の専門家と情報を共有し連携できるようにいている。
6 アコヤガイへい死の原因究明と安定した生産体制の構築に向け、どのように取り組んでいくのか。
→(知事答弁)
対策協議会を発足し、専門部会などで原因の究明を行っているが原因の特定には至っていない。養殖管理の手引きを配布し、今後も原因追及に取り組んでいく。