以前県議会図書室で借りていた著書。ここに書かれていたことが今まさに現実として起こっています。
パンデミックから住民を守るため、まずは住民生活や行政機関など社会機能について一部ご紹介していきます。
1、行動制限
ここでは行動制限を行った地域とそうでない地域と死亡者数に大きな変化の差があると書かれています。
「外出禁止」「休校」など行動パターンの変更や行動制限は死亡者を減らすためには必要なことになります。
ライフラインの維持などの業務に携わる方は感染の危険がない場所で滞在し続けてもらう必要があります。
家庭に「ろう城する」ができるよう準備する
買い物で感染することを防止するため、著書では2か月のろう城ができるのが望ましいが10日間でもかなり有効とあります。
また、ごみの収集は回数を減らすなどの措置も必要です。
2、住民の生活に不可欠な業務を継続すること(行政)
自治体の職員の感染を防ぎ、感染予防服を準備。衛生面で徹底して職員にも対策を取っておく。
保健関係の職員には車通勤を許可する。
少ない人員でも仕事ができるようにしておくことが必要です。
3、新たに発生する業務について(行政など)
相談体制の整備、発熱センターの設置
一人暮らしの高齢者、リスクの高い世帯、在宅患者の対応
埋火葬の手配などの業務など
ほかの職員からの応援体制を整備することが必要です。
そのほか、家庭での感染防止への指導、啓発なども行います。
これらをイメージして「パンデミック」をどう乗り越えていくのか。
皆さまにも長期戦を覚悟し、備えていただきたいと思います。
私も今後の愛媛県の体制づくりについて、引き続き提案していきたいと思います。