【農林水産委員会報告②】
今回、委員会で私が質問した項目は以下の通りです。
■質問(1)
豚コレラの防止対策について、沖縄県で報道されている豚コレラ発生の原因とする「加熱処理していない餌を介しての感染」について、愛媛県ではどのような指導を行っているのか。
→担当課より
現在、食品残渣を飼料にしている事業所は県内に2箇所、そこに関して加熱処理への指導を行い、防止を徹底している。
■質問(2)
豚コレラが万が一発生した場合のリスクマネージメントについて、すでに発生している地域においてはワクチンが国から推奨されている。
ワクチン接種をすることで起こる「流通制限」の問題、
また「非清浄地区」になることによる消費者への理解に向けてはどのような対策を考えているか?
→担当課より
現在ワクチン接種は全国で21箇所で行われている。四国4県で連携を取り対応策を協議している。ワクチン接種した豚肉を食べても人体に影響がないこと、などを理解してもらうよう広報していくようにしている。
■質問(3)
ワクチン接種による「非清浄地区」になった場合の海外輸出についての影響はどうか?
→担当課より
現在は国同士の交渉になっている、受け入れている国もある。しかしながらワクチン接種をしなくてよいように感染予防を万全にしていきたい。
現在、日本中で大きな問題となっている豚コレラの発生防止は養豚産業が盛んな愛媛県にとっては最大の課題だと思います。
しかしながらもし発生した場合のリスクを考えて対策をとっておく必要があります。
その点を中心に今回は質問をいたしました。
これからも動向をみていきたいと思います。