【少子高齢化人口減少対策特別委員会視察⑩】(由利本荘市について) | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

今回視察に行った秋田県由利本荘市について、
由利本荘市議会議長からお話がありました。



人口は合併した平成17年は約9万人いたそうですが
10年経過し平成27年には約1万人減り79,927人となり、毎年1000人近く減少しているとのこと、



人口減少は最大の課題として
交流人口の拡大を目指しているとのことでした。


鳥海山木のおもちゃ博物館の隣に由利高原鉄道が通り、「おもちゃ列車」が走っており、 



鳥海山の登山口が終点になっているため赤字路線ではあるけれど由利本荘市が出資し
観光ツールとして運営している。
ということでした。


近くには「わらび座」があり東温市の坊ちゃん劇場と繋がりがあると紹介され、
市内には愛媛みかんも販売されていて

愛媛県は何度か訪れたことがあり、
素晴らしい街で縁を感じるとお話がありました。


由利本荘市は秋田県の中でも面積が大きく、
また森林面積が74.6%を占め、農地10%、宅地は2%という割合。




とはいえ、産業の就業人口は
第一次産業は約4300人
第二次産業は約1万1千人
第三次産業は約2万2千人




製造業に従事している人口もかなり高いのが特徴的でした。

ものづくりの街として、豊かな森林を活用し製造業の力を生かしていくことができる背景がよくわかります。


視察では、資料の随所に温まる「おもてなし」を感じるものがあり、受け入れに対する配慮も非常に参考になりました。