【JR四国本社訪問(香川県)】②
まずはJR四国半井真司社長から挨拶がありました。
(要約)
◯JRは国鉄から移行して32年が経過。発足当初から経営状況は厳しい現状が続いている。
◯鉄道の4分の3は開通から80年以上が経過している路線。老朽化が進んでいる上に近年の豪雨災害などの影響で防災対策も行っていかなければならない。
◯2年前から「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」が行われている。10月には中間整備がなされ、
今後「四国新幹線」を目指して持続可能な交通ネットワークを構築を行っている。
利用促進、利便性向上を図っていきたい。
PDCAサイクルをまわしながら施策実行を行なっていく。
◯またバスなどの交通と連携を取り、地域の足も守っていきたい。
◯今後は人口が多いところでの利用を進め、まちづくりの観点からコンパクトシティを目指していく。
社会インフラとして維持していきたい。
以上のお話がありました。
時代の移り変わりと技術革新の中で私たち住民の足として重要な役割を果たしてきたJR。
当たり前に存在していますが人口減少、自動車社会に伴い利用者が減る中で、地域全体で課題を共有していく必要があります。
半井社長からこれからの
「新たな鉄道の在り方」について決意を話されていました。
厳しい課題については県議会として「共に考えていく」姿勢で取り組んでいかなければならないと感じました。