〜75年の歴史をもつ老舗サイクルショップ
「Cycle Laurent」〜通訳の方を通じてお店の方にフランスの自転車事情の現場の声をお聞きしてきました。
日本の愛媛県から来て自転車施策のためにパリの現状をみに来たことを伝えると心よく応じてくださいました。
2011年、当時のパリ市長が交通渋滞と大気汚染の問題から自転車施策を打ち出してから
現在のパリでは自転車は徐々に市民の足になってきているそうですが、ドイツのように「カルチャー」としてではなく、
経済的な理由で自転車に切り替えていく人が増えてきているとか。
客層の約8割は節約のために自転車を購入しているそうです。
しかしながらいまだに交通渋滞がひどく、またスクーターとキックボードが道路で混在していて交通事故が多発していることが課題であるとのこと。
長年パリの街で自転車店を営みながら今のパリの自転車事情の現状について感じていることを教えて頂きました。
貴重な出会いとなり、日本とフランスが自転車で繋がっていけるようになればと思っています。このご縁を大切にしたいと思います。