「注射もクスリも使わない」
小児科医の真弓定夫先生が目指す「自然治癒力を高める医療」。
これまで貫き通された先生の診療スタイルや考え方をありのまま伝えられたドキュメンタリー映画です。
映画は真弓先生と関わりの深い自然に沿ったお産をしている産婦人科医師、助産師、保育園の園長先生、歯科医師の先生も登場。
そして、映画に登場されている真弓先生の娘さんの真弓沙織さんも会場に来られて映画のあと講演されました。
私も医療の現場に20年以上いましたが、クスリの怖さを知り15年前から病気になっても病院に行かずクスリを使わない生活をしてきました。
クスリに頼らない生き方は今も折に触れて周囲からいろいろ言われてきましたが、
真弓先生の考えを受け継ぎ、若い小児科の先生が医療を目指しているシーンもあり、
真弓沙織さんのありのままの生き方のヒントも伝えて頂き、
本当に救われる思いでした。
今の医療や社会のシステムの矛盾を批判するのではなく、今あることに感謝して自分なりの生き方を選んで喜怒哀楽を大切にして生きる。
「あるがまま」
という本当の姿を教えて頂いたようでした。
本来の人間の暮らしを見直し、自分を信じて生きていけるように。
何代も先に生きてこられた方の思い、そしてこれからの次世代の方に対する思いを馳せながら生活していきたいと思います。
これからの政治のあり方にも共通することが多くありました。
主催してくださったvegetableの山岡さんやスタッフの皆様に感謝申し上げます。