第1部 住民意見をカタチにする~新しい議会と住民の関係&先進議会の裏側
■「若者×議会」高校生が議会へ請願書(長野県松本市議会の取り組み)
工業高校の現代社会の先生が授業の中で教科書と実際の政治課題をつなげようとしたことがきっかけとなり、議員と高校生との交流事業が始まり、
高校生から「街の自転車レーンでの違法駐車」「公共交通の整備」など自分たちの身近な問題を取り上げ議会に請願書を提出したり、
「高校生議会」を開催し「世界で一番短い夏休みについて」などについて議場で意見を交わすなどの取り組みが紹介されました。
このことにより、この工業高校では県知事選挙で投票率が78%(県内高校生平均54%)であったという報告もあり
若者への政治参加が進んできた事例を発表されました。
ここに至るまでは議会だけでなく学校現場、教育委員会やPTAなど多方面の機関との調整もあったかと思いますが
素晴らしい事例であると感じています。
これからの未来を支える若い方々の政治に対する関心が高まるような取り組みは今後最重要課題と考えます。