昨日、女性の政界進出を後押しするための
「政治分野の男女共同参画推進法」が
参議院本会議で全会一致で可決されました。
この法律は国会議員や地方議員の選挙の
立候補数をできるだけ均等にするよう政党に求めていくものです。
愛媛県議会では、議員現員数44人に対して
昨年までは女性議員は1名、女性議員の比率は2、3%であり
47都道府県の中で47位でした。
現在2名となり比率は約4,5%と上昇しましたが
47都道府県の中で44位。かなり低い状況です。
今の社会問題を考えて行く中で、
当事者の声、現場の声、その立場に立って
具体的な課題を提案し必要な対策を考えていくためにも
「女性の視点」は必要です。
これまで、育児・介護休業法、男女雇用機会均等法、
男女共同参画社会基本法、児童売春・児童ポルノ禁止法、
DV防止法、ストーカー規制法などといった法律については
女性議員の声がより強く反映したことによります。
子育て、介護、教育、環境といった分野は
特に女性の関心が高い課題でもあります。
その課題をより充実させていくためにも
女性議員が政策立案に関わるようにしていくことが不可欠です。
今回可決されたことをきっかけに
女性が政治に参画していく大きな原動力になることを期待しています。
そしてさらには立候補に向けて、
女性も日々勉強しそして幅広い視点で
課題解決へと進めていく力をつけていかなければなりません。
私自身、ますます気が引き締まる思いです。
日々地道な努力を重ねて、
よりよい社会の実現に向けて活動していきたいと思います。
引き続き、がんばります!