What Is Life(美しき人生) | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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小林麻央さんが静かに旅立たれました。

まだ34歳。

お二人のお子さんもこれからまだまだ手がかかる年頃。麻央さんもきっと心残りを持たれたままの旅立ちだったと思います。


かつて同じ病気を患った者として、僕は感嘆と敬意の念を持って麻央さんのブログを拝見していました。

たかがステージⅢbの僕が、怯えて荒んでひねくれていたのに対して、麻央さんは進行のとても速い極めて厳しい病状なのにもかかわらず、まさに真正面から病気と向き合って真剣勝負をし続けました。

しかも、朗らかな笑顔を湛えたその柔らかな表情と、決して後ろを向かない前向きで明るい文章には、強靭な精神力と度胸と決意が「これでもか!」というほど詰められていたんですよね。

それは「生きるんだ!」という、とてつもなく強い強い気高い意志。

そして、家族への惜しみなき愛情。^ ^


退院されて自宅療養になった今回。もしかしたら、もう治療することが適わずに最後の刻を自宅で過ごしたいという麻央さんの願いだったのかもしれないと思いました。

できることなら、この訃報が間違いであって欲しかった。


僕は麻央さんの本当の心の中を知る由はないけれども、麻央さんが書かれたこの文章を電車の中で拝見した時、最後まで読むことができませんでした。

五十路のオヤジがスマホを見ながら泣いていたら、洒落にもならないですからね。





がんと闘病の小林麻央さん、BBCに寄稿 「色どり豊かな人生」


人の死は、病気であるかにかかわらず、

いつ訪れるか分かりません。

例えば、私が今死んだら、

人はどう思うでしょうか。

「まだ34歳の若さで、可哀想に」

「小さな子供を残して、可哀想に」

でしょうか??

私は、そんなふうには思われたくありません。

なぜなら、病気になったことが

私の人生を代表する出来事ではないからです。

私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、

愛する人に出会い、

2人の宝物を授かり、家族に愛され、

愛した、色どり豊かな人生だからです。

だから、

与えられた時間を、病気の色だけに

支配されることは、やめました。

なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。

だって、人生は一度きりだから。

小林麻央


「What Is Life」(美しき人生) George Harrison



海老蔵さんが聞いた麻央さんの最後の言葉。

「愛してる」だったそうです。


旅立たれたこれからの麻央さんが、そして残されたご家族が、どうか心安らかでありますように。


最後に、佐藤二朗さんのTwitterの言葉を。

佐藤二朗さんTwitter