今日はできればこういう記事を書きたくなかったんですけどね。おとといのニュースで見ましてね。以前このニュース・・・いえ。事件は目にしていて。どうにもやるせなくなって。成り行きをずっと見守っていたんですが、どうやら間違った方向に進んでいきそうなので、どうにも我慢ができませんでした。
昨年10月31日、大久保さんは午前5時11分に自宅アパートから「体調が悪い」と119番通報し、救急車を要請。山形市消防本部は救急車を出動させず、近くの病院を案内してタクシーで行くよう促した。市側は、119番通報を受けた同本部の通信員が「歩けるの?」と尋ねた際、大久保さんが「動けると思います」と話したことなどを不出動の理由に挙げている。尚、大久保さんはその9日後に自室で遺体で発見された。死体検案書で死亡推定日は通報翌日の11月1日ごろ。死因は「病死疑い」とされた。大久保さんがタクシーを呼んだ形跡はなかった。母親は大久保さんがアパートで死亡したのは、119番通報をしたのに、救急車が出動しなかった為だとして山形市に約1千万円の損害賠償を求めた。
お願いですから、何も言わずこの音源を聞いてみてください。
ダビングにダビングを繰り返しているのでしょう。それに特定の名詞には加工を施してあります。かなり聞き取りにくいですが・・・それでもはっきりわかります。これは・・・あまりにも酷い。意識が混濁しているのが、素人にもはっきりわかります。
消防署「何号室ですか?」
大久保さん「○○○(アパート名)です・・・」
消防署「階段は屋外の階段ですかね?」
大久保さん「えー・・・上がったところです・・・」
消防署「あなたのお名前は?」
大久保さん「19(才)です・・・」
このやりとりで、たとえ本人が自分で病院に行けると言ったとしても。そうさせるコトを判断したのなら、この担当者は失格だと思います。こんなにも言葉のやりとりが成り立たない会話・・・
しかも、会話後の随所で息が切れ、明らかに普通の状態ではない息遣いが聞こえています。
今すぐにでも救急車を行かせるべき状況だと思うのは、僕だけでしょうか?
大久保さんの家と消防署とは、車でおよそ10分と離れていない距離だったそうです。
しかも、後半で自分の名前を話すのに、ろれつが回っていません。これを聞いても重症だ、と思えないのなら、今すぐ職を辞した方がいい。これ以上の犠牲者を出さない為に。
実際、この逼迫した状況の中で、極めてまぬけとも言える会話がなされているんです。
消防署「何階にお住まいですか?」
大久保さん「405です・・・」
消防署「405?1階ですか?2階ですか?」
大久保さん「4階です・・・」
この質問は、あまりに稚拙に過ぎる。どんなバカな人間でも、こんなに切迫した状況で、「405号室」を1階か2階か聞くヤツはいないでしょ?

もう、「自分で動けるね。タクシー会社の番号は教えられないから、104で調べて」という「見捨て」と「誘導」には、怒りを通り越して呆れました。アホか?どんだけ人の命を軽視してるんだ?( ̄∩ ̄#
彼は結局この後、タクシーを呼ぶコトさえできず、亡くなっているんだよ!普通に考えたら、どう考えても看過できる状況じゃないだろう?
なにが「お大事に」だ!

このテープの存在が公になって、それでもなお、この対応に一切過失はないと言い切る山形市。尚且つ、市側は不出動とした対応は適切だったとして、全面的に争う姿勢を示しています。
この地にお住まいの方には大変失礼かとは思いますが、僕はこの地には、絶対住みたくない。
このやりとりも、市の姿勢も、市民の命を助けようという気持ちが、これっぽっちも感じられない。

確かに、救急車を「タクシー」代わりにするような、おかしな輩はいます。
また、救急隊員の方々は24時間体制で極めて厳しい環境の中頑張ってくださっているのも、理解しているつもりです。僕の家の近くにも消防署があって、朝な夕なランニングを欠かさず、日々火急の出来事に対応すべく精進されている方々を見ています。頭が下がります。
でも。それと今回のコトは、残念ながら全く別の次元の問題です。
このやりとりがもし、市側の言う通り不出動だとするコトが適切だった、と判断されるなら。
体を鍛えるよりもまず先にやるべきコトがある。
感じる心。聴き取る心。命を大切に思う心。どんなにささいなコトでも「おかしい」と感じられる感性。
そして。「体裁なんて捨てる覚悟」。「面倒」だと思わないコト。
それがもし一つでも欠如するのなら。
あなた達に、命は救えない。
だって。
素人でも感じ取れるコトを。あなた達は感じ取るコトができなかったのだから。
そしてその代償は。
あまりにも、大きすぎる。
さぞかし心細かったでしょうね。無念だったでしょうね。
心からご冥福をお祈りいたします。
実は・・・今日でブログを始めて2年が経ちました。
もっと明るく記事を書きたかったんですが、ゴメンナサイ。こういう性格のヤツなんですよ~。(;^_^A
困ったモンでしょ?(笑)
そんな僕ですが、読んでくださる方がおられて、コメントをくださる方やペタをくださる方がおられて、なんとかかんとかここまでやってこれました。
ここで心からの感謝を込めて。
本当に、本当にありがとうございます。

記事の数も数えてみたらこれで630を数えました。
日記すら、今まで3ヶ月持ったコトもないのにね。(笑)
なので、この際、2周年の企画をやってみようかと。あはは。(*゚ー゚)ゞ
名付けて「僕のかけらたち」。( ´艸`)
・・・って、花菜さんのパクリかい!(笑)
大したコトじゃないんですが、僕の大切な、大好きな曲を、ただかけ倒すという企画です。(笑)
以前にかけた曲も重複すると思います。とにかく僕自身、「この曲に出会えなかったら」っと思うとゾッとするような曲ばかりを重点的に。僕の「音楽」の原点になっているモノばかりを厳選して何日か特集します。洋邦楽問わずランダムに。もちろん、ベタ満載です。(笑)
ちなみに、曲しかかけません。一切うるさいうんちくも傾けません。
・・・うるさいんかい!(笑)
「もしかして、手抜きじゃないの?」っというご意見は、一切受け付けません!( ´艸`)
飽きたら終了します。(笑)
ただ。皆さんの心の琴線にちょっとでも触れられる曲があったら。嬉しく思います。(*^.^*)
っというコトで、手始めに今日も何曲か。
今日は悲しい記事でしたので、しっとりとバラードでいきたいと思います。
最初の曲だけは、ちょいとご紹介を。
僕がこのブログで初めて音源を貼った曲なんです。なんか・・・想い出深いなあ。(*^.^*)
「Torn Between Two Lovers」 Mary Macgregor
「Ooh Baby Baby」 Linda Ronstadt
「Without You」 Nilsson
そして、今宵最後の曲は、いつもこんなグダグダブログを辛抱強く見てくださる、皆さんへ。
ホント。ありがとうございます。皆さん達のおかげで、また新しい1年に入る事ができそうです。
心を込めて。
「You've Got A Friend」 Carole King
もしよかったら。
明日からもよろしくお願いします。m(_ _ )m
おやすみなさい。
