秋の気配が濃くなってきましたね~。今朝は玄関から外に出たらもう空気が違うんですよね。ヒヤッとする感じ。思えば9月が暑すぎたんですよね。段階を経ずにいきなり涼しくなっちゃったので、なんか調子、狂います。(;^_^A
もともとバルーンはいくつかあったんですが、どなたかわからないんですがたくさん差し入れしていただいて、ピグ部屋があっという間にバルーン王国に!(ノ゚ο゚)ノ

なんか僕の居場所がなくなっちゃいました~ww。こりゃあ部屋の拡張を真剣に考えなきゃダメかな?(;^_^A
今日はなにやらロックを聴きたい気分です。
それならちょいと久しぶりに、このグラムロックの旗手を。
このぶっとんだ感じが大好き!

どうぞ!
T-REXの「Venus Loon」です。邦題は「ヴィーナスの美少年」。1974年にリリースされました。
イントロからいきなり飛ばしてるでしょ~!?ボランの手による曲の中では1・2を争うくらい好きな曲なんです!特にこの特異な、セクシーというかハチャメチャというか、とにかく個性的なヴォーカルは、誰にも真似できませんね!

見つかった音源の中ではバツグンに音がいいのでチョイスしたんですが、オリジナルテイクとは微妙に違うんですよね。マークの♪Oh Yeah~!♪というイカシた妖しげな掛け声にキツーいエコーがかかってない・・・コーラスもきれいすぎるし、演奏もなにやらカチッとし過ぎてて、おとなしい。気持ち悪いです。(笑)
正直、最初よくできたカバーなのかと思ったんですが、さすがにボランのこの声は真似できんだろうと思い直しましたが・・・
う~ん、こいつはちょいと綺麗すぎて消化不良ですね~。(;^_^A
っというコトで、音質はちょいと落ちますが、マークの妖しさがより発揮された、このオリジナル・テイクを。
どうぞ!
いかがですか?こっちの方が荒々しさがあって、よりT-REXっぽいでしょ?

この曲が収録されている「Zinc Alloy & The Hidden Riders of Tomorrow」というアルバム。これの邦題が、まあ~スゴい!

「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」ですよ!( ´艸`)
まあ、「Hidden」は隠れたとか隠されたっという意味なので、間違ってはいませんけど・・・ね。(;^_^A
しかも、AMAZONなんか、「スイング・アロイ」って誤表示してます。(笑)
当時のイギリスのミュージックシーンは、それまで全盛を誇っていたグラムロック人気が急落した頃。さらにボラン自身も麻薬に溺れはじめ、利己的な性格に拍車がかかって、仲間が次々と去っていきました。さらに不摂生がたたって、ただでさえビジュアル面が大切なグラムロックにおいては、ボランは致命的なまでに激太りしてしまいます。
そんな大きな岐路に立たされていた時にリリースされた、このアルバム。今聴いても非常に新鮮です。
では、最後にもう1曲。
このアルバムに収められている珠玉のロッカバラードを。
どうぞ。
「Teenage Dream」です。このゆる~い感じのストリングスに、一歩間違えたら不協和音かと思うような際どいコーラス。ボランの奏でるギターの音は歪みまくってるし、全ての音が全くバラバラなように見えて、実はとっても高い次元でギリギリで融合しているんですよね~。

この曲は、20才の頃吉祥寺の中古レコード店でバイトをしていた時、社長から聴かされて一聴き惚れした曲なんです。僕がT-REXを聴くようになった、きっかけになってくれた曲です。
T-REXには「Get It On」「Metal Guru」「20th Century Boy」「Telegram Sam」など、キラ星の如き名曲がたくさんありますが、僕にとっては今日ご紹介した2曲が、双璧です。

イギリスや日本では一世を風靡したんですけどね~。何故かアメリカではあまり売れませんでした。あるんですよね~、こういうコトって、時々。
涼しくなりましたからね~。ちゃんとふとんかけてお休みくださいね。^ ^
でわでわ。


Zinc Alloy & The Hidden Riders of Tomorrow/T-Rex

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