やっと・・・というか久々にというか、夏らしいむし暑さが戻ってきましたね~。まあこれはこれで極めて不快ではありますけど、やっぱり夏は暑くないと調子が狂っちゃいますよね。
だいたいビールが旨くないし・・・

後は35℃とか超えちゃうような酷暑日にさえならなかったら。
今年も夏が来た!って喜んで言えそうです。

夏はホントビールが旨いですからね~!

結局、酒かよ。(笑)
ピグ部屋に差し入れをいただきました!


僕の気持ちを見透かしたように、涼しげなカクテル!いただきま~す!


もう1杯いただいたのに、飲んだ写真がとれませんでした・・・

さてさて。先週藤田麻衣子さんのニューアルバム「1%」のリリースをご紹介しました。
なんとこれが興奮の極致!凄いチャートアクションを見せたんです!о(ж>▽<)y ☆
オリコンの17日付けアルバムデイリーチャートで、なんと14位初登場!



これはねー。ホントに凄いコトだと思いますよ。なんといっても麻衣子さんはインディーズです。お金をかけたプロモーションなんて一切していないのに、メジャー含めたチャートで堂々14位ですからね!しかも、18日は18位、19日も30位とランクインし続けています。さすがに20日付けからは30位以下に落ちましたが、これは快挙と言ってもいんじゃないでしょうか?
どうですか?麻衣子菌感染者の皆さん!?(笑)
で、レコ発ライヴを待ち望んで予約をしていなかった僕ですが、結局タワーレコード秋葉原店でのインストアライヴが8月10日に決まって。でも、これ事前にCDをタワーレコードで買って、整理券をもらわないとサイン会には参加できないんですよね・・・

正直、僕のところからどんなに早く仕事を終わらせて買いに走っても、ムリと判断しました。インストライヴは聴けるかもしれませんが、それさえ入場できるかどうか・・・

結局、AMAZONで購入して、先週の金曜日に自宅に届きました。この数日間聴きまくってますが、まだ総合的な判断ができるほど聴き込めていません。ですが、一つだけ言えるコトは・・・
今までの麻衣子さんのどのアルバムとも異なる方向性を持ったアルバムだ、というコトですね。5月のDVD発ライヴの時、麻衣子さんは「今回のアルバムのテーマは甘酸っぱいです」とおっしゃっていましたが、それは確かに感じられます。でも、それ以上にサウンド面でかなり大胆にチャレンジした感じがします。
このアルバムを、古くからのファンも、新しいファンもどう受け止めて、どう感じるのか?それはとても興味深いです。聴かれた麻衣子菌感染者の皆さん!感想を聞かせてくださいね~!

そうそう。もう一つだけ。「Super Moon」と言う曲が今回収められています。この曲は、東日本大震災の後、3月20日にあった「エキストラ・スーパームーン」からインスピレーションを得て、震災に遭われた方々への想いを曲にしたものです。
この曲は配信限定曲だったので、アルバムのアレンジはどうなるんでしょうね?なんて以前話していたコトがあったんですが、やはりピアノの弾き語りになりました。他には一切なんの楽器も入っていません。でも、僕はそれが一番この曲に合っていると思いますし、麻衣子さんの無垢な声が最も映えるのではないかと思います。

色々と書きましたが、CDが届いて、初めて1回通して聴いた時、僕の心に一番残った曲を。
この曲にはやはり麻衣子さんの想いが詰まっているんだなあ、と改めて感じました。
昨年麻衣子さんが行った「47都道府県フリーライヴツアー~あなたの街に歌いにいきます~」。以前にも記事に散々書きましたが、もう一度。デビュー5周年を記念した企画だったんですが、人件費から移動費、宿泊費、機材の搬出入等、かかる全ての経費は麻衣子さんサイドの持ち出し。唯一の収入源はCDの即売会での売り上げのみ。しかもその全ての方々とのサイン&握手会。
麻衣子さん自身、初めて訪れる土地が大半という中、彼女はフリーライヴファイナルの亀戸サンストリートでこう話しました。滅多に涙を見せない気丈な方ですが、その時だけは号泣しながら・・・
「最初は行った事のない場所に行くのが不安で不安で・・・お客さんが一人も来なかったらどうしよう・・・一番前の列だけでもお客さんがいてくれたらいいね。そう神藤さん(マネージャー)と寺田さん(PA)と話していて・・・」
「夏頃はその不安がピークになって・・・何回神藤さんにお腹痛いって言って困らせたかわからん・・・でも、30回を過ぎた頃から、きっともう自信を持っていいんだよねって思い直して・・・どこの会場に行っても、たくさんのお客さんがいてくれた・・・」
無理もありません。ただでさえ厳しいスケジュールの中で、大震災が起こって、ライヴの延期を余儀なくされる中、全てを中止してもおかしくない状況の中で、麻衣子さんとそのスタッフが決めたコトは「続行」でした。「東北の、そして全国のみんなに歌を届けたい。私の歌を聴いて少しだけでも元気になってもらいたい」と。
はたから見ても、「本当に47都道府県回りきれるんだろうか?」そう思いました。でも、そんなコトはただの杞憂でした。麻衣子さんは、時には県から県への移動をしつつ、3日連続のライヴをこなしたり、四国から関西へのツアーの時には台風直撃というアクシデントに遭いながらも、決して中止などせず、見事にたどり着いて歌ってみせました。
そして、決して忘れてはならないのは、このツアーを支えたスタッフです。このツアーでは、機材の搬出入と運搬、セッティングまでの全てを、たった二人のスタッフで乗り切りました。マネージャーの神藤さんと、PAの寺田さんです。これは沖縄であっても、札幌であっても変わりませんでした。頑張りやの彼女には、素晴らしい頼れるスタッフがいました。
そんな極めて厳しい経験をした中で、まさにそのツアー中の偽らざる想いを込めたのが、この曲です。
「藤田麻衣子」というアーティストをご存知ない方にも、是非聴いてほしい。そんな曲です。
ここには彼女の強い想いと、ファンへの感謝と激励の気持ちが込められています。
よかったら。
「泣いても泣いても」 藤田麻衣子
泣いても泣いても 希望を捨てたくない
もうだめと思っても 明日は少しだけ
よくなるかもしれない
例えば 真っ暗な道に迷い込んで
恐くて不安で 出口も見えなくて
こんなこともあるって 思える日もあれば
もうだめって絶望を 感じてしまったり
問題は現実ではなく
それを恐れる心
泣いても泣いても 希望を捨てたくない
もうだめと思っても 明日は少しだけ
よくなるかもしれない
泣いても泣いても 私はあきらめない
決して終わりじゃない
涙の後はいつも 喜びが待ってる
信じてるから
例えば 急な坂道を登るとして
つらくて疲れて でも進むしかなくて
これを乗り越えたらって
登った先はまた次の坂道
一人で悩んで 考えすぎるたび
よくないことばかり 浮かんできてしまうよ
落ち込むそんな時は
一人じゃないって 思い出してみよう
下を見てる時も
チャンスは何度も来る 見逃さないように
顔を上げて
どんな苦しみも ずっとは続かない
いつか笑って話そうよ
あの時は苦しかったななんて
必ず来るその日を 信じて今を生きよう
泣いても泣いても 希望を捨てたくない
もうだめと思っても 明日は少しだけ
よくなるかもしれない
泣いても泣いても 私はあきらめない
決して終わりじゃない
涙の後はいつも 喜びが待ってる
信じてるから
涙の後はいつも 喜びが待ってる
顔を上げて
昨年の彼女自身の頑張りが、47都道府県を回って蒔いた種が、芽を出し、大きく育ち、そして花を咲かせようとしています。それが今回のオリコンチャートであり、3年越しの悲願だった渋谷公会堂のSold Outである、と僕は思っています。
そしてその先にはもちろん・・・
♪涙の後はいつも 喜びが待ってる 信じてるから♪
1%(初回限定盤)/藤田麻衣子

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