相変わらずこれぞ梅雨、っという天気が続いていますね。昨日は七夕でしたが、朝からずっと雨模様で星はおろか、天の川なんて夢のまた夢でした。あの分厚い雲の先には間違いなく瞬いていたであろう、織姫と彦星。皆さんのところではいかがでしたか?ご覧になれましたでしょうか?
ピグ部屋にまたもや差し入れが!ホントにいつも恐縮です。


まずはひよこライスですね!僕、オムライスもチキンライスも大好物なんです!ありがとうございます!


これはプリン・・・いや、ホットケーキでしょうか?上の白いのはバターですよね?ありがとうございます!

先日、僕がブログを始めたばかりの頃からお付き合いしてくださっているブロ友さんから、「またBeatlesのアルバム特集してくださいね」っと嬉しいお言葉をいただきまして。
ポールの誕生日(6月18日)近辺にBeatlesはちらっと記事に書いたので、そんなに間が空いているとは思っていなかったんですが、調べてみたら前回はなんと2月!

もう5ヶ月あまり書いていませんでした。「光陰矢の如し」とはこの事ですね~。まったく最近は時の経つのが早いです・・・

っと言うコトで、今日は久しぶりにBeatlesのアルバムをご紹介します。
前回は「Sgt Pepper's~」でしたから、今回は「The Beatles」通称ホワイトアルバムですね。あ、イギリス盤の公式アルバムでご紹介してますので、「Magical Mystery Tour」は後日番外編でご紹介します。あれは変則2枚組のEP盤としてのリリースでしたので。
このホワイトアルバム。僕は彼らのアルバムの中で最もたくさん聴きましたし、最も好きなアルバムでもあります。とにかくありとあらゆる音楽が全て詰まっているんじゃないか?っと思うほど様々な曲が収録されている反面、アルバムとしてまとまりに欠けるという評価をされる方もおられますね。
僕は単純に、そのおもちゃ箱をひっくり返したようなワクワク感が大好き!とにかく1曲1曲のクオリティが凄くて、ハンパじゃなく作り込まれた完成度の高さに、もう言葉もありません。
アナログ盤には、当時ジャケットに通し番号が入っていたんです。もちろん持ってますが、一回も聴いてません。あまりにももったいなくて。なので、当時新宿にあった輸入レコード店「Disc Road」で輸入盤を買ってそちらを聴いてました。アメリカ盤にはリリース当初しか番号が入っていなかったんですが、日本盤はリリース数年後まで残ってましたね。
ん?前置きはいいから早く聴かせろ?
おっしゃる通り!(笑)
このアルバムは2枚組ですから、収録曲が多いんですね。そしてかけたい曲も多い!なので2~3回に分けてご紹介したいと思います。今日はその第1弾!A面からいきましょうか。
♪A~面で恋をしってっ!♪
あはは!あは・・・・・ゴメンナサイ。m(u_u)m
では!いきますか!
やっぱりオープニングはこれ!

どうぞ!
「Back In The U.S.S.R.」です。言わずと知れたアルバムのオープニングを飾るロックナンバーです。飛行機の発着音が印象的ですね。ポールの作品です。僕の大好きなブレイクが随所に散りばめられていて、ゴキゲン!

ジョンとジョージのコーラスはビーチボーイズをかなり意識した作りになっていますね。ポールの弟のマイクが、「本物のビーチボーイズにコーラスしてもらえばいいのに」っとポールに言ったところ、「僕らが真似をするところに意味がある」と答えた、という逸話が残っています。
アレンジもビーチボーイズの雰囲気がありますが、やはりサウンドのハードさは一線を画していますね。ポールの七色の声が存分に発揮されていて、カッコいい!ちなみにこの曲ではポールがギターとピアノを、ジョージが普通のベースを、ジョンは6弦のベースを弾いているそうです。
では、お次に行きましょうか。
・・・どうしよう。かけたい曲が多すぎる・・・

こりゃあ、1面毎に書かにゃならんかな・・・

と、とりあえず次はこれ!
「Happiness Is A Warm Gun」です。ジョンの作品ですね。導入部、イントロなしで始まるジョンの声がなんともけだるい感じというか、退廃した雰囲気を醸し出しています。これからどんな展開をみせるんだろう?っと不安感を煽り立てるには充分な、ミステリアスな前半。
間奏のファズギターの音もなにやらおどろおどろしくて、このままいくのかな?っと思っていると、思わぬ転調から見事なまでのメロディアスな展開に!この落差にはやられちゃいますよね~!

ポールとジョージはこの曲の歌詞を絶賛していて、特にポールはBeatlesの曲の中で一番好きと言っています。ちなみに、この曲のレコーディングにはかなりの時間を費やしたそうです。ギターが4分の3拍子、ドラムが4分の4拍子を刻まなければいけなくて、テンポのとり方に苦労したそうですね。
・・・決めました!やっぱり1面毎に書くコトにします。それでもこのままだとA面全部かけてしまいそうですが。(笑)
「Dear Prudence」も「Glass Onion」もかけたいし、有名どころではありますが「Ob-La-Di,Ob-La-Da」もいい!

でも、やっぱりこの曲は外せません。僕が彼らの数多ある名曲中の名曲の中で一番好きな曲だから。この曲だけは今も昔も変わらず、不動の1位です。
ベタですみません。(;^_^A
どうぞ。
「While My Guitar Gently Weeps」です。ジョージの作品。もうね。何がいいとかどこが素敵とか、そんなコト僕ごときが口にするのもおこがましいです。「神曲」僕はこの言い方があまり好きではないんですが、この曲には言えます。僕にとってかけがえのない、大切な「神曲」です。
確かにイーグルスの「Hotel California」や、クラプトン(デレク&ドミノス)の「Bell Bottom Blues」のギターソロは素晴らしいです。他にも思わず落涙してしまうようなギターソロ、いわゆる「泣きのギター」はたくさんあります。でも、僕の中ではこの曲のこのギターの音色とフレーズほど、胸をかきむしられるような気持ちになるコトは、ありません。ジョージ渾身の楽曲とクラプトンのギターの魂のやりとり。そんな風に聴こえます。
この曲は、ジョージが実家に遊びに行った時に読んだ雑誌に「Gently Weeps」という言葉を見つけて、それをヒントに書き上げたんだそうです。ちなみにこの曲は日本においてのみ「Ob-La-Di,Ob-La-Da」のカップリングとしてシングルカットされていますが、当時のスタッフから「この曲をA面にすべきだ」という意見が相次いだほど評価が高かったんです。
それでは、以前ゲイリー・ムーアが亡くなった時の記事でご紹介した、この珠玉の共演を。リンゴもドラムを叩いています。
ラストの数分、ジョージとムーアの掛け合いは、もう神々し過ぎて・・・聴いていて泣けてきます。
どうぞ。
いかがでしょう?ムーアの気迫のこもったプレイに、ジョージは最初おどけたような仕草をしていたんですが、触発されたんでしょうね。ガチのやりとりにはホントに胸が熱くなります・・・

しかもね。ムーアはずっとジョージを見つめながら弾いているんです。まるでギター小僧が憧れのギタリストを見るようにね。^ ^
では、最後に「バングラディシュ難民救済コンサート」から、若かりし日のジョージを。
どの「While My Guitar Gently Weeps」も本当に素晴らしい。どれを聴いても鼻の奥の方がツーンと痛くなって・・・
あれ?なんかジョージを偲ぶ会みたいになっちゃってる?(笑)
ええーっと。A面はこれにて終了です。近日中にB面をご紹介しますね。(;^_^A
あ。あくまでも、近日中です。(笑)
どうか皆さん、素敵な日曜日の夜を。
でわでわ。


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