ピグ部屋にまたまた差し入れいただいちゃいました!

幸せのクローバーバルーンだそうです。そう言えば子供の頃は空き地にクローバーが当たり前のように生えていて、四葉のクローバー探したっけなあ。くぅさん、いつもありがとうございます!

今日は月に一度の会議の日でした。そう、ご存知の方もおられるとは思いますが、なんせスーツ大嫌いな僕です。しかも場所は浜松町。遠いんですよ僕の住む東京の田舎からは。

憂鬱な気持ちで出かけていったんです。しかも天気予報では夕方に雷雨があるかもしれないらしくて・・・会議が終わって会社に一本電話を入れたら、「そっちは雨はどうですか?」っと言われて。確かに分厚い雲は広がってますが、まだ雨が降りそうな感じではありません。
「こっちはまだ降ってないよ」っと答えると、「えっ!?さっきもの凄い夕立だったんですよ!もうバケツをひっくり返したような!」

・・・ってコトは、僕はその雨に向って帰るのね・・・

山手線に乗って文庫本を読んでいると、駅員に伴われて一人の中学生くらいかな?男の子が車両に乗ってきたんです。彼の右手にはリードが握られていて、その先にはふさふさの白い毛に覆われたワンちゃんが。盲導犬です。
時間は17時を回っていますから、車内は会社帰りの方々でかなり込み合っています。それでも皆さん少しずつ隙間を空けてあげて、彼(盲導犬)のいるスペースを確保してあげています。
その時、男の子が言ったんです。決して大きな声ではないけれど、しっかりした口調で、
「皆さん、ありがとうございます」
見えていなくても、感覚でわかるんでしょうね。
なんとなく車内にほんわかした空気が流れましてね。「しっかりしてるなあ」と感心したんですが、もっと僕が惹かれたのは、その「彼」でした。
スペースを空けてあげたとは言え、やはりかなり混雑している車内ですから、停車・発車の度に踏ん張ろうとして仕方なく足音がバタバタ鳴ってしまうし、時には押されて「彼」の鼻先にスカートの裾やジャケットの裾がかすめてしまったり・・・
でも、そんなコト全く自分には関係ない、と言わんばかりに泰然自若として男の子を守るようにどっしり座ったまま、全く動かないんです。
これには、本当に頭が下がりました。途中から文庫本を読んでいるようなフリをして、ずっと「彼」のコトを見ていました。
「お前、カッコいいな」そう思いながら。
自分の役割とは何で、どうすればいいのかをちゃんと理解して、なおかつ極めて冷静に男の子を守りながら、満員電車の中でただ静かにそこにいる。
こりゃあ、大嫌いなスーツ着て混んだ電車になんて乗りたくないなんて言ってたら、怒られちまうなあ。

男の子と「彼」は、僕と同じ新宿で降りて、駅員に伴われていきました。
何かこう・・・温かい気持ちにしてもらったなあ。
その瞬間にね。浮かんだ曲があるんです。
何故かは・・・わかりません。(笑)
「大いなる」 吉田拓郎
ロックンロールの 響きがいい
あの娘しびれて くれるはず
つっぱれ 意地張れ 張り通せ
かまうじゃないぞ 風の音
雨にぬれぬれ 君と歩く
久しぶりだね こんな夜
送ってやろう 君の家まで
昔のように 肩よせて
いずれの道も
避けるな いつでも
自分を 確かめろ
大いなる人生
手助け無用
言葉多くて 振り返る
人の笑顔に 恋焦がれ
涙流した 日のことが
今はどこかの酒のつま
立ち上がる時 噛みしめた
転んだ傷が 癒える時
男の夢を 叶わさん
小さな声で 叫んだよ
帰り着いた駅の道路は、確かにかなりの雨が降ったんだろうなあ、というくらい濡れていて、水溜りもかなりできていました。
でも、もう止んでくれていて。助かりました。傘持ってませんでしたのでね。(;^_^A
明日は、晴れるのかな?
でわでわ。

