暖かい陽射しが気持ちいい日曜日になりましたね。皆さんはどんな風に過ごされたんでしょうか?
ちょいとへこんでいた僕に、とても嬉しいプレゼントをいただきました!
ちなみかんさんからです。お気遣い本当にありがとうございました!頑張ります!

1月25日にリリースされた植村花菜さんのアルバム「手と手」。
フラゲされた方々とは大きく違って、発売日から3日も経ってやっと手に入りました。ドンクさっ!(笑)
昨晩から今日にかけてノンストップで繰り返し聴いてみました。
僕が思う花菜さんのアルバムの最高傑作は、「愛と太陽」です。それは今回も変わらなかったです。
というコトは、良くなかったのか?
正直言うと既発表曲が半分を占めていますよね。「ベストアルバムみたいにならなければいいな・・・」と少し心配していたんです。
そんな心配は、杞憂であったコトがよくわかりました。
逆にね。聴き進めていくほどに、自然に「笑顔」になっている自分に気付くんですよ。
「おおー。そうか。花菜さんは今、こういう音楽がやりたいんだ」って。
昨年YUIちゃんの「HOW CRAZY YOUR LOVE」を聴いた時も、全く同じ感覚だったんだよなー。あれは名盤ですから。あ、ちょっと話が逸れましたね。(笑)
「愛と太陽」を聴いた時は、その刹那というか、ギリギリの刃の上を歩いているような迫力があったんです。危うさって言ってもいい。最初に聴いた時は「なんだこりゃ?」って。決して音も良くないし、粗いんです。でも、それが全ての収録曲に何故かとても合っていて、独特の世界を創り出していて。聴いた瞬間に衝撃を受けて、聴くほどにのめり込んでいって。
曲の個性が凄く強いんですよね。アクが強いって言ってもいい。本来ならそれが主張し合ってバランスが悪くなるんですけど、逆に高い次元で見事にバランスを保っている。そんな印象のアルバムでした。
でもね。この「手と手」は、明らかに違うんです。前述した通り、ただのベストアルバムになってしまうんじゃないか?この点は凄く心配だったんですが・・・全体に流れる風がとても温かい。音もそうだけど、花菜さんの創り出すメロディも歌詞も、歌い方でさえも全て「体温」を感じるんです。聴いた瞬間の衝撃なんて、いらない。なんかこう、優しく包まれているような感覚。極めてオーソドックスで、コード進行もそれこそ王道なんです。
するとね。なんかいつのまにか
「おおっ!やっぱりこう来るよね!このメロディの進行ならこういう風に行くよね!」っていう、爽快感。聴きながら「ウンウン!」って頷いてるんですよ。こんな素朴な素直な真摯なメロディを紡げる植村花菜というアーティストは、やっぱり凄いや。それこそ直球真ん中勝負だもの。「愚直」という言葉を使っても、決して失礼にはならないと思う。
そしてね。これが決め手なんですけど、なんかとても懐かしい感じがするんですよ。

なので、「愛と太陽」と「手と手」はある意味対極に位置するアルバムだと、僕は思います。例えて言うなら、前者は個性豊かな「代表チーム」で、後者はチームワークで勝負する「クラブチーム」という感じでしょうか。
でも、「代表チーム」を「クラブチーム」は凌駕するんじゃないか?そんな期待はあります。
ひょっとしたら「平凡でつまらない」って感じる方もいるかもしれませんね。それもまた真なり。
でも、僕は。
気持ちいいー!
北島康介選手ばりに叫んじゃいます!(笑)全ての曲が一つのテーマに繋がっているんです。捨て曲ももちろんありませんしね。これはね。聴きこんだらある意味とてつもない「トータルアルバム」なのかもしれない。
まだそんなに聴いてないのにこんなコト言っちゃっていいかどうかわからないけど。(笑)
なにより、気張らず、ちょいと肩の力を抜いて歌っているところが、また心地良い。そういう楽曲が多いのもそうなんでしょうけど。
そして曲の配置も絶妙ですね。「メッセージ」の後に「My Favorite Songs」ですよ?そして「手と手」です。この流れはもう・・・ね。
ここの流れは何物にも替えがたいなあ。聴く度ごとにウルウルしちゃうもの。花菜さんの最大の魅力の一つである、「キセキ」や「光と影」のような疾走感溢れるラヴソングは入っていないけど、それは「きみとぼく」がカバーしてくれていると思うし。僕はこのアルバムの内容ならば、それで充分だと思います。それはまた次のアルバムまで楽しみとして取っておくというコトで。
何よりも、恋愛している時の花菜さんはラヴソングがうまく書けないらしいですしね。(笑)
色々言いましたが、僕はこのアルバム、おそらく大好きです!もっともっと聴き込まなければ!

あ、そうそう。「タイムマシーン」はね、多分ライヴでやったらかなり盛り上がるだろうな!

あ、もう1曲!「O.B.A.C.H.A.N」は最後の叩き込みで「わたしはじめ」とメドレーでお願いします!(笑)
それではここで1曲。
この曲はシングルとして聴くよりも、アルバムの1曲として聴いたコトで、よりスケールが増しましたね。
この曲がこのアルバムの根底に流れている「温かさ」を束ねている、と言っても言いすぎじゃないと思います。
「メッセージ」 植村花菜
さてさて、またまたヘビロテに入りましょうかね。
あ。特典DVDまだ観てないや。(;^_^A
今日観れるかな?
明日からまた新しい週の始まりですね。
がんばっていきまっしょい!
でわでわ。

手と手/植村花菜

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