あ、失礼。こんばんわ!
いきなりヘンな書き出しでゴメンナサイ。音楽の話なんですけどね。(笑)
70年代後半のディスコブームはホントに凄かった。あらゆるジャンルの垣根を超えて侵食しましたからね。もはや「猫も杓子も」ディスコミュージックをこぞって取り入れて。当時僕はそれが好きじゃなかったんです。
ディスコミュージックそのものはいいんです。ディスコミュージック風にアレンジされた曲が許せなかったんです。今改めて聴き直してみると、結構いい曲だったりするんですが、当時はやはり若かったんでしょうね。頑なに否定してました。(笑)
特に、当時ビッグアーティストとして活躍していた人達までもが、時流に負けてそんな曲をリリースした時は、かなり失望したモンです。しかもその曲がまた売れちゃうんですよね~。それが前述の、
「ブルータス、お前もか!」
に繋がるワケなんですが。
今日はそんな曲達を幾つかご紹介。
まずはやはり、「この人達は絶対長いものには巻かれないだろう」と思っていた衝撃の1作から。
今聴くと名曲ですし、さしてディスコでもないんですけど。
当時はこの曲がラジオから流れると、電源切ってました。(笑)
ローリングストーンズの「Miss You」です。ミックはライヴでは思いっきり崩して歌うので、スタジオ収録テイクを探したんですが、ことごとく携帯では視聴できないモノばかりなので、ライヴテイクでご勘弁を。
1978年にリリースされたこの曲は全米1位、年間チャートでも16位に輝いて、彼らのシングルとしては久々の大ヒットになりました。ちなみに今のところストーンズの最後の1位獲得曲でもあります。
これはライヴテイクなのであまり目立ちませんが、オリジナルではズンズンとお腹に響くようなドラムと、奔放なベースラインがとても印象的な1作です。ちなみにキースはこの頃、麻薬所持問題でバタバタしていて、間接的な参加しかできなかったそうですね。
ミック本人は「この曲はサタデーナイトフィーバーより先に作った。ディスコブームに乗って創ったワケじゃない」と言っていますが、さて、ホントのところは?
一つ言えるコトは、「したたかな一流アーティスト」であるというコトですかね。この後この「Miss You」は彼らのライヴにはなくてはならない代表曲の一つになっています。
さて、次にいきましょうか。
この方々も、ストーンズと同じくらいディスコブームとは無縁だと思ってましたが・・・
いやいやー、あなどれません!(笑)
どうぞ!
キッスの「I Was Made For Lovin' You」です。1979年リリース。全米チャートでは11位を記録しています。キッスは元々シングルヒットが少ないんですよね。アルバムは売れるんですけど。まあ、ライヴバンドですしね。
もう、見事なまでのディスコサウンド!「あのキッスがここまでやるか?」っというくらいのアレンジです。当時はドナ・サマーあたりが歌ってもおかしくないんじゃないか?っと思ってしまいました。(笑)
しかし、偏見をもって聴くのは良くない、という典型的なケースですね。今聴くと凄くカッコいいですもん。しかもこの映像!なんと彼らのトレードマークである、あのメイクをしていない時期のライヴなんですよね。そういえば一時期素顔をさらして活動してましたよね。ポールがこんなにイケメンだったとは!?若い頃のシルベスター・スタローンをもっとカッコよくした感じです。ジーンは・・・触れないでおきましょう。(笑)
さてさて、次はこの伊達男です。
彼はシンガーですからどんな歌を歌ってもいいと思うんですが、これは見事にハマリましたねー。
どうぞ!
ロッド・スチュワートの「Da Ya Think I'm Sexy」です。1979年にリリースされたこの曲は全米で売れに売れました。もちろん1位を獲得していますし、年間チャートでも4位に輝いています。
リリース当時はやはり批判もあったようですね。「ブルースを根底に持ったロックがロッドの持ち味。彼は魂を売った」などと言われたようですが、ロッドは「僕より先にポール(マッカートニー)やストーンズもディスコアレンジの曲を出してるじゃないか」と切り返したそうです。そりゃそうだ。(笑)
この疾走感溢れる曲に、ロッド独特のしゃがれた声が乗ると、また格別ですね。ホントに彼は男の僕から見てもセクシーです。身長こそそんなに高くはないですが、スタイルもバツグンですしね。まあ家庭人としては6回も結婚してますので、決して恵まれてはいないのかもしれませんが、それでもお相手のほとんどがモデルか女優ですからねー。天は与える人にはニ物も三物も与えるんですよねー。
不公平だー!
(笑)では、トリはやはりこの方に務めていただきましょう!
ロッドが指摘したこの偉大なるアーティストです。
どうぞ!
ポール・マッカートニー&ウイングスの「Goodnight Tonight」です。1979年にリリースされて全米5位。年間チャートは52位でした。
思わずフラメンコでも始まるのか?というイントロから、ポールらしい発想力豊かなポップナンバーへと移り変わっていくこの曲。リズムアレンジに趣向が凝らしてあって、なかなか楽しいナンバーです。確かにディスコテイストは感じられますが、他の曲ほどではないと思うのは僕だけですかね?なんだかんだ言っても、やっぱりこれは「ポール」の曲なんですよねー。個性がジャンルを凌駕する。
うーん、さすがはポールです!

今週一杯は寒波襲来で、寒さが続くみたいですね。インフルエンザも流行っています。
どうかご自愛くださいね。
でわでわ。

