昨夜は川崎の溝の口という駅で急遽行われた、黒瀬マナミさんの路上ライヴに行ってきました!
ブログに「突然ですが、明日路上やります!」っと書かれていたのを見て、こりゃあ僕も今年のライヴ納めをしなきゃいけないな、と思って。それに溝の口は僕の住む街から電車で20分足らず。とても近いんです。
18時からですから、かなり寒いコトを覚悟して着込んで行ったんですが、やっぱり路上に2時間立ちっぱなしは厳しかったですねー。足元からだんだん冷えてきて、最後はステップ踏んでいないと凍えそうでした。(;^_^A
でも、マナミさんは寒そうなそぶりも全く見せず、いつも通りのパワフルな歌唱を聴かせてくれました。2時間、CDを買ってくださった方の相手をされている以外は、ほぼ休憩なしで歌にMCに手抜きなしのパフォーマンスを見せてくれました。立ち止まって聴いてくださる方も結構いましたし、CDもかなり買ってくださったんじゃないかな。
ご本人も「何を何曲歌ったのかわからない」とブログに書かれていましたが、久々の路上、そして初めての溝の口でテンションが上がっていたんでしょうね。
ただ、オケを使うと、どうしてもハコとは違って自分で操作しなければならないし、ハプニングも起きやすいんですよね。実際マイクとオケの音量のバランスがなかなか合わなかったり、オケがちゃんと流れなかったり、アコギの音も聴こえにくかったりと、かなり大変そうでした。
準備期間はそれなりに必要でしょうけれど、弾き語りでやられた方がいいのでは?と思いました。オケなんてなくたってマナミさんには「声」という最大の武器があります。
以前渋谷Gladのライヴの時にもご本人に勧めてみたコトがあるんですが、アコギ1本で勝負するマナミさんが見てみたいんです。それだけの力を持ったアーティストですから。
さて。独断と偏見に満ちた今年の総括。今日はライヴ編です。ブロ友さんの記事で拝見して好きになったり、つべで拝見して好きになったり、そうしてライヴに出かけていった数は、30数回を数えました。去年はたった2本、その前は8年前に遡るんです。僕としては、異常事態です。(笑)
今年はそういった新しいアーティストとの出会いがたくさんありました。
全てのアーティストさんをご紹介したいのはやまやまなんですが、それだと年が明けるまでに書き終えられない可能性が・・・(笑)
なので、泣く泣く厳選に厳選を重ねたアーティストを何組かご紹介したいと思います。
まず、僕の今年の音楽シーンで、絶対に語らないワケにはいかないアーティストがいます。藤田麻衣子さんです。ブログを通じて親しくさせていただいているmyさんが記事に麻衣子さんのある曲を載せておられたのを聴いて、僕は正直、初見で涙が止まりませんでした。「なんという表現力。なんという澄んだ、どこまでも伸びていくような声。なんて前向きになれる歌詞。」
この曲に出会えなかったら、僕は藤田麻衣子という素晴らしいアーティストに出会うコトができなかったんだと思うと、ゾッとします。今年、フリーライヴも含めて、麻衣子さんのライヴに参戦した数は6回を数えます。そのどのステージでも、彼女は全く変わらない高いパフォーマンスを見せてくれました。
殊に、47都道府県フリーライヴツアー「あなたの街に歌いにいきます」では、震災があり実質8ヶ月くらいしかない過酷な状況の中、全てを回りきり、全ての会場で握手&サイン会をやりきったんです。一見無謀に見えたこの企画を、彼女は見事にやり遂げた。ファイナルの亀戸サンストでは、数百人を超えるファンが集まりました。彼女の努力が結実した瞬間でした。
詳細は以前記事に書いているのでここでは控えますが、今では僕にはなくてはならない大切なアーティストになりました。
藤田麻衣子というアーティストを僕に出会わせてくれた、この曲を。もう何度も記事に載せていますが、何回聴いてもこの曲は色褪せる事はありません。「みんなの背中を押してあげられるような歌を作りたい」そんな彼女の想いが溢れた名曲です。
どうぞ。
藤田麻衣子 「あなたは幸せになる」
僕にこの曲に出会うきっかけをくださったmyさんにも、本当に感謝しています。m(_ _ )m
さて、つぎは森恵さんです。彼女の事は失礼ながら全く存じ上げませんでした。竹仲絵里さんのフリーライヴがあるというので出かけて行った相模原・アリオ橋本で、偶然ツーマンだったんです。
ビックリしました。正直度胆を抜かれたっていうのは、ああいう瞬間なんでしょうね。軽く歌っているようにしか見えないのに、会場の天井を突き抜けていくような声が響いたんです。きっとこの時の僕は、馬鹿みたいに口をあんぐり開けてたでしょうね。(ノ゚ο゚)ノ(笑)
また、路上で鍛えたというだけあって、ギターのストロークも力強くて、上手いんです。思わずシングルCDを2枚とも買っちゃいました。こんなコトを繰り返しているから、金欠なんですよね~。(;^_^A
来年1月11日に、渋谷duoでライヴがあるんですが、なんと藤田麻衣子さんとのジョイントなんです!絶対行きますよね?普通行きますよね?
でもね。行けないんです・・・
ある事情がありまして。それはまた後ほど。では、これも以前から載せていますが、恵さんの歌唱がどれほど凄いかがわかる熱唱を。
どうぞ!
森恵 「そばに」
「マイクなんかいらない!」そんな気迫に満ちた素晴らしいパフォーマンスだと思います。
あ、今日も長いですよ~。(笑)
覚悟しておいてくださいね。(爆)
お次もやはり全く存じ上げなかったアーティストです。ある日突然ペタをいただきまして。お返しにいくとなにやらおかしなブログタイトルです。「イカブロ」。
香純(カスミ)さんというアーティストなんですけど、カスミ→イカスミ→イカスミブログ→イカブロだそうです。(笑)
最初に聴いた曲は、彼女が歌を始めたばかりの頃の音源で、お世辞にも上手いとは言えない歌唱だったんですが、もう一曲の「LOST」という曲にガツン!とやられちゃったんです。中音の厚みのある迫力満点の歌唱に。また、高音で張った声とファルセットの出し入れが、イイ!きっと相当練習を重ねられたんでしょう。全く別物の安定感でした。
それでレコ発ライヴがあるというので、2曲しか知らないのにライヴに参戦したと。(笑)
正直ぶっ飛びました。かなりロック色の濃いステージでしたが、堂々たるパフォーマンスでした。ちなみに彼女はまだ19歳。これから先、どんな風に進化していくのか?まだ今は原石という気がしますが、恐らく来年以降大きく羽ばたいていくのではないでしょうか。見守りたいと思っています。
では、その香純さんの初ミニアルバムの中から、メチャメチャカッコいいこの曲を。
どうぞ!
香純 「息」
絶叫型シンガーソングライターの面目躍如といった熱唱です。
そしてもう1組。実はこのアーティストとは、前述の香純さんのレコ発ライヴで偶然出会いました。KanAsamiというデュオです。香純さんとは全く異なる音楽性を持っていますが、彼女達の紡ぐコーラスが素晴らしい。二人の声の相性がよっぽどいいんでしょうね。心地良いんです。
この時のライヴで最後に歌ってくれた「繋いだ手」という曲には正直ウルウルしちゃいましてね。フロアに出てこられたところに思わず話しかけてしまいました。今レコーディングをされているところだそうで、リリースされたら必ず聴きたい!そんな楽曲でした。今年は伺えませんでしたが、来年は必ずまた彼女達の素敵なハーモニーが聴きたい。そう思っています。
その時買わせていただいた2曲入りCDに収録されている曲を。とても優しいメロディを持っているんです。歌詞もとても素直で真っ直ぐで。今営業車でヘビロテしている1曲でもあります。
今。「癒されたいなー」と思っている方。是非聴いてみてください。
どうぞ。
KanAsami 「今は見えないあなた」
大サビのところが、いいんですよねー。グッときます。
さて。トリです。今年後半僕の中でもっとも輝いていたのが、黒瀬マナミさんです。彼女もブログを通じて懇意にさせていただいているy-guitarさんからライヴに誘っていただいて、そこでK.Oを食らったんです。(笑)
まあ、とにかく高音部の声の張りはハンパじゃありません。レベルがかなり高いと思います。10月15日に町田で初めて聴かせていただいて以来、この二月足らずでフリーライヴも含め麻衣子さんと同じ6回のライヴに参戦!

とにかくあのパワフルな声を聴きたい!っと思ってしまうんですよねー。禁断症状とでも申しましょうか。以前、YUIちゃんにも花菜さんにも、麻衣子さんにも感じた感情です。
まあ、「あの声聴きたい症候群」患者ですね。(笑)
今ブログのヘッダー下にマナミさんの「Never Say Goodbye」を貼っていますので、ここではとにかく曲の完成度がハンパじゃなく高いこの曲を。
どうぞ!
黒瀬マナミ 「MiRAGE」
めまぐるしく変わるテンポも面白いですが、それがドラマティックな展開を作っています。シンガーとしてだけではなく、メロディメーカーとしても非凡な面を見せてくれていると思います。
y-guitarさんにも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!(^-^)/
ちなみに、麻衣子さんと森恵さんのライヴに行けない理由。それは、同じ日にマナミさんのライヴがあるからなんです。しかも彼女は今あるコンテストを受けていて、それの2次審査も兼ねているライヴなんです。審査には集客力も関係するというので、これは行かないワケにはいきません!
またまた長くなっちゃいましたねー。ゴメンナサイ。最近は「長文糞ブログ」というとても嬉しいニックネームまでつけていただいて、光栄至極です。(笑)
いよいよ明日は2011年最後の日、大晦日ですね。
明日の総括・ラストは、このブログを始めるきっかけをくれた2人のアーティストです。
YUIちゃんと植村花菜さんについて書きたいと思っています。
さて。トイレ掃除でもやるかな。(笑)
でわでわ。

