先日ブロ友のくぅさんが遊びに来てくださいました。せっかくお出でいただいたので、マカロンとお茶をお出ししたんですが、そしたら律儀にもお返しを!

いただいた方が豪華だったりします。(笑)

アロマキャンドルまで!お気遣いいただいてありがとうございます!

お気づきかもしれませんが、ヘッダーがとっても豪華になりました!


もちろん僕にこんな技術があるワケもなく。(笑)
ブロ友さんが作ってくださって、プレゼントしてくださったんです!

なんか凄すぎて使わせていただくのが恐縮なんですが、せっかくいただいたので今日からデビューです!
本当に、本当に素敵なヘッダーを、ありがとうございました!大切に使わせていただきます!о(ж>▽<)y ☆
土曜日26日は、藤田麻衣子さんの「47都道府県フリーライヴツアー~あなたの街に歌いにいきます~」のファイナルが、亀戸サンストで行われました。
このライヴは、麻衣子さんのデビュー5周年を記念して、ファンの為に「何か心に残る事をしたい」と企画して始めたライヴです。移動や宿泊その他かかる経費の全てが、麻衣子さんサイドの持ち出しで行われて、唯一の収入源は会場で行われるCD即売会の売り上げのみという、大変厳しい企画です。
なおかつ、CDを買ってくださった方に、サイン会&握手会プラス特製ポスターがもれなく特典としてついてくる、というファンにとってはまさに至れり尽くせりのライヴでした。
途中東日本大震災があり、中断を余儀なくされ、最悪中止の可能性もあっただけに、無事ファイナルを迎えられたのは、やはり麻衣子さんの強い意志と、ファンへの思いの強さがあったからだと思います。
僕も過去神奈川・千葉・埼玉と参戦してきて、ファイナルの麻衣子さんを見届けたい一心で、亀戸へ行ってきました。
幸いにも天気は快晴!ただ風が冷たかったですねー!体感温度は10度前後くらいじゃなかったかな?ダウンを着てくればよかったと、つくづく後悔するコトになりました。(笑)
12時頃に会場でmyさんと待ち合わせしたんですが、京王線が線路への立ち入りがあったらしく遅れてしまい、結局会場についたのは12時20分くらいになってしまいました。到着したら、まあースゴイ人!
さすがにファイナルです。今までの会場とは圧倒的に人数が違いました。会場を見渡すと、myさんとAさんを発見!「こりゃあ、座るのは無理だな」っと思っていましたが、myさんが「まだ結構空いてますよ。ほら、そことか」っと教えてくださって。なるほど確かに幸運にもまだ席がちらほら空いていて、前から3~4列目の左側に座ることができました。
男女比はやはり相変わらず圧倒的に女性が多く、8:2というところでしょうか?麻衣子さんの歌詞やメロディに共感する女性の方が多いのが改めてわかります。
物販コーナーには既に長蛇の列ができていたので、myさんと相談して後に買う事にしました。23日に発売されたニューシングルの「泣いても泣いても」の初回限定盤は、この状況を考えて既に購入済なので、一安心。(;^_^A
ほどなく麻衣子さんのリハーサルが始まりました。ここ亀戸サンストには専属のPAスタッフがいるので、いつもの寺田さんではない為なかなか音が決まらないようで、かなり調整に時間をかけていました。リハを終わろうとするその時、「あ、アップテンポの曲やっとらんかった」っと名古屋弁で麻衣子さんが言うと、会場が笑いに包まれます。こうやって彼女は会場の雰囲気をグッと自分に引き寄せるんですよね。相変わらずそういうところは本当に素晴らしい。
ステージ横では、このツアーファイナルを記念して、先着2000名限定で特製クリアファイルを配っていました。これです。

窓から陽が差し込んでいて、ちょっと見にくくなっちゃいましたね。(;^_^A
リハが無事終わって14時のステージまで40分ほどあったので、myさんとAさんと3人で軽い昼食をとりました。埼玉ステラタウン以来一月ぶりに色々お話させていただいている内に、あっという間に時間が過ぎてしまい、あわてて会場へ。
いよいよ、ファイナルのステージが始まります。固唾を呑んで見守るファンの前に、飛びっきりの笑顔を見せる麻衣子さんがステージに静かに上がり、深く一礼してエレピの前に座ります。
右手を胸に当て、大きく深呼吸。いつもの儀式を終えると、今日の晴れやかな真っ青な空を突き抜けてゆくように、麻衣子さんの声が響き渡ります。
1.今でもあなたが
なんと、僕が参加した神奈川・千葉・埼玉そして今日の東京と、全ての会場で1ステージ目のオープニングを飾ったのがこの曲でした。他の会場では結構違ったりしてるんです。なにか縁があるんだなあ。
イントロなしでいきなり麻衣子さんの伸びやかな声から始まるこの曲。ある意味オープニングを飾るのに一番ふさわしい曲なのかもしれません。過去記事に曲が貼ってあるので、よかったら聴いてみてください。
47フリーライヴ・神奈川
2.明日も笑おう
今や、麻衣子さんのライヴには欠かせない曲になりましたね。「ファンの方の背中を押せるような曲が作りたい」と言って、いくつかの応援ソングを彼女は歌っておられますが、その一つです。
♪明日も笑おう 苦しい事は回りからは見えないけど 明日も笑おう 楽しい事もあるんだって前を向きたいから 希望を持っていこう♪
この曲では、必ず後半の♪ラーラーラ~♪の部分を観客に歌わせるんですが、今日の観衆の数です。恐らく5~600人は軽くいたでしょうね。なんと観客にハモらせるという力技に!(笑)
6月の渋谷CCでのワンマンでもやったんですが、まさかフリーライヴで再現させるなんて!
さすがは麻衣子さん!で、これが麻衣子ファンの凄いところなんですが、それを見事にやってのけてしまう!
皆さん素晴らしい声を出していて、とってもきれいなハーモニーでしたよ。これには麻衣子さんも満面の笑顔でした。3.きっと
23日にリリースされたばかりの新曲です。これは麻衣子さんの面目躍如といった切ない切ないバラードです。いつまでもかかってこない電話を待つ、そんな寂しい瞬間を切り取った曲です。
この時の麻衣子さんのささやくような歌声には・・・もう今日はファイナルだという想いが僕にはあって、最初からウルウルしていたんですが・・・涙腺決壊の一歩手前でした。
ちょうどこの頃だったかな。はっきりとは覚えていませんが曲の合間に麻衣子さんが遠い目をして上空をしばらく見つめ続けていたんです。何か想いが巡っているのかな?と思いその視線の先を見てみると、その碧い空には、飛行船がゆっくりと飛んでいました。
4.泣いても泣いても
1ステージの最後を飾ったのは、やはり新曲。ニューシングルのメインタイトルにもなった、この曲でした。このフリーライヴの間、もちろん全てが順調だった訳ではなく、時にはかなり落ち込んだ時もあったそうです。そんな時に各地のファンとの交流の中で、彼女が書いたというこの曲。
♪泣いても泣いても希望を捨てたくない もうだめだと思っても 明日は少しだけよくなるかもしれない・・・♪
この曲はきっと、この後の麻衣子さんの代表曲になるでしょう。辛くても、しんどくても、それでも進むしかない。その先にあるずっと続いてゆく坂道。今の、47都道府県を回るという、一見無謀とも思えるこの「続く坂道」を登りきった彼女だからこそ書く事ができた、この歌詞。
そこには、たくさんのファンに向けた感謝と、「背中を押してあげたい」という麻衣子さんの気持ちが一杯に詰まっているから。
♪問題は現実ではなく それを恐れる心♪
ウルウルさせられっ放しの1回目のステージが幕を閉じ、麻衣子さんはステージから降りていかれました。
16時のステージまで時間が空くので、それぞれ思い思いに時間を過ごしました。僕はあまりにも風が冷たいので、「こりゃあ、16時までに風邪引いちまうな」っと思って、近くのショップでロンTを買って着込みました。うん、これでなんとか大丈夫。

それとちょいと秘密の買い物をしまして、今日仙台からこちらに来ているブロ友さんにメッセを入れました。14時の回は間に合わないけれど、16時の回なら来れそうとおっしゃっていたので、ご挨拶だけでもと思っていたんですが、無事間に合われて。少しの間でしたが言葉を交わす事ができました。今度ライヴがあってお会いできた時は、もう少しゆっくりお話できたらいいですね!(^-^)/
さて、麻衣子さんは、というと・・・実はサイン会に並ぶファンの数が多すぎて、いつもなら30分くらいは休む時間があるのに、今回は全くその列が途切れず・・・結局15時50分くらいまでサイン会に時間がかかってしまい、しかもそれでも終わりきっていないという状況に・・・

結局、ほとんど休む間もない状況で2ステージ目に挑むコトになるという、大変過酷な状況になってしまいました。
そんな大変な状況でも、疲れを全く見せず、笑顔でステージに上がった麻衣子さん。本当に頭が下がります。いよいよ本当のラストのステージです。
1回目もスゴイ人でしたが、2回目はそれに輪をかけてスゴイ観客の数!myさんに「前回のレコ発もこのくらいだったんですか?」と聴くと、「いや、こんなにスゴイのは初めてです」との事。やっぱり全国を回ったその効果は、確実に現われているように思います。
ふたたびステージに現われた麻衣子さん。いつものように大きく深呼吸をして、目を閉じ、精神を集中させていきます。そして静かに最後のステージが始まりました。
1.花火
この曲も新曲です。ゲームソフトのタイアップに使われています。これもまた麻衣子さんらしい、少し古風な感じの言い回しを使ったバラードです。
全編マイナーコードを使った、切ない哀しいメロディラインを持っています。
2.一つ言葉にすれば
そして、この曲も今やライヴになくてはならない曲になりました。
「私の夢はオーケストラをバックに歌うことです。初めは路上ライヴから始めて、小さなライヴハウスから大き目のライヴハウス、そしてホールツアーが回れるまで、一つ一つ階段を上がってきました。♪一つ言葉にすれば 一つ何かが変わる♪言葉に出す事で夢を現実に変えてゆける。そう思っています」
今はもう恒例となった全員でのコーラスでは、本当に今まで聴いたコトがないくらいの音量が、麻衣子さんを包んでいたと思います。
3.泣いても泣いても
1ステージに引き続きここでも歌われました。何度聴いてもやっぱりこの歌詞は・・・下を向いてしまっても、また再び前を向かせてくれる。流れる涙は決して悲しい時だけに流れるものじゃない。本当にそう思います。
「泣いても泣いても」が終わった後、会場には明らかに「まだ終わって欲しくない」という空気が流れていました。そう。次の曲でいよいよフィナーレです。
すると、ここまで明るく気丈に振舞っていた、笑顔を絶やさなかった麻衣子さんの表情が一辺に崩れて・・・

僕ももうここが限界でした。回りの方々もみんな、そんな麻衣子さんの涙を見て泣いてるんです。
「最初は行った事のない場所に行くのが不安で不安で・・・お客さんが一人も来なかったらどうしよう・・・一番前の列だけでもお客さんがいてくれたらいいね。そう神藤さん(マネージャー)と寺田さん(PA)と話していて・・・」
それはそうでしょう。おそらく半分、いや、7割以上は訪れたコトのない街だったと思います。
「夏頃はその不安がピークになって・・・何回神藤さんにお腹痛いって言って困らせたかわからん・・・でも、30回を過ぎた頃から、きっともう自信を持っていいんだよねって思い直して・・・どこの会場に行っても、たくさんのお客さんがいてくれた・・・」
そして、「ああ、アカン。(ステージに)ハンカチ持ってきてないから、涙こぼさんように頑張ってたのに・・・」というと、客席は泣き笑いです。
するとそこに、神藤さんが音もなくスルスルっと麻衣子さんの横に。「!!!」っとビックリしてたじろぐ麻衣子さん。実は神藤さんがハンカチを届けてあげたんです。ここで再び会場ウルウル。
「ありがとうね。後で洗って返すから。あ、鼻もかんじゃったけど、いい?」
もう、会場中涙流しながら大笑いです。(泣笑)
そうして、少しずつ気持ちを落ち着けていった麻衣子さん。飛びっきりの笑顔を見せてくれて。そして最後に歌ってくれたのは、やっぱりこの曲でした。僕が麻衣子さんの歌に惚れこんだきっかけになってくれた曲。
本当にこの曲に、麻衣子さんに出会えてよかった。
4.あなたは幸せになる
一度も途切れることなく、言葉に詰まる事なく、麻衣子さんは歌いきってくれました、会場中を柔らかい笑顔で見渡しながら、それこそ一人ひとりの顔を覚えようとでもするかのように。
最後のエレピの音が終わり、拍手の渦が巻き起こります。あちこちからそれに混じって鼻をすする音。みんなが泣いてるんです。すると一人、また一人。立ち上がっていくのが見えました。去年の渋谷CCでも、今年の渋谷CCでも観客から自発的に行われたスタンディング・オベーション。
それを見た麻衣子さんの表情がまた涙に包まれて・・・顔を両手で覆ってしばらくの間動かれませんでした。それを僕らは拍手をしながら静かに見つめていました。
麻衣子さんがマイクを手に持って前に出てきます。すると2人の女性スタッフがステージに。手には花束が。
「このフリーライヴ中、必要な機材は全て東京から運んでいたんです。全ての移動を車でしながら私を支えてくれたスタッフをご紹介したいと思います」
そう言って、マネージャーの神藤さんとPAの寺田さんをステージに呼んで、花束を渡していました。
「今日一番大きな拍手を二人にお願いします!」
素敵な、素晴らしい感動的なフィナーレでした。
サイン会では、ファーストシングルの「恋に落ちて」とサードシングルの「横顔」にサインをいただきました。


サイン&握手会の列は、並び遅れたのもありますが、かなり後ろの方になっちゃいました。300人以上並んでたんじゃないかな。(;^_^A
やがて順番が来て、もう4回目だというのに、小心者な僕は言おう言おうと思っていた事がやはり麻衣子さんの笑顔の前に全て吹っ飛び・・・(笑)
となりでmyさんが聞いているというコトもあって、「ありがとうございました!」「完走おめでとうございました!」くらいしか言えませんでした。ただ、吉祥寺でイヴに行われるアコースティックライヴには行けないので、せめてもと思い、会場近くの花屋さんで見つけた、可愛い小さなマフラーを巻いてサンタの帽子を被ったクマのぬいぐるみがついた観葉植物を渡しました。
y「吉祥寺には伺えないので、思いっきり早いですがクリスマスプレゼントです」
麻「ありがとうございます!」っとニコッ!
y「これ、家の中で育てられるそうです」
麻「あ、じゃあ窓際に置きます!」
ありがたや、ありがたや。(笑)
サイン会&握手会後、myさんに「yukkiさん、もっと話さなくちゃ!サインしてる間沈黙だったでしょ?」っと言われましたが、小心者なので、まあ、どうにもなりません。(笑)
Aさんにもまた近くの再会を約束して、myさんと会場を後にしました。
・・・っと、ここで終わると思うでしょ?
終わらないんだなー、これが!(笑)
それは、また次回に書きますね。最近書く記事が長い!っというご指摘をいただいたりもしているので。まあ、これでも充分長いんですけどね。(笑)
もし麻衣子さんに興味を持たれた方がおられたら、過去記事に曲を貼っていますので、よかったら聴いてみてくださいね。
では、皆さん楽しい日曜の夜を。
でわでわ。


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