昨日はペタとコメに伺えませんでした。ゴメンナサイ。m(_ _ )m
急遽ライヴ参戦を決めてバタバタしまして。今日伺わせていただきますので、なにとぞご容赦を。
昨日は渋谷 Gladというライヴハウスに行ってきました。最近僕が出会って、その歌唱に惹かれているManami改め黒瀬マナミさんが、事務所を卒業してフリーになって、初のライヴが行われたんです。
そして、同様に卒業された先崎綾改めSAIRY(サイリー)さんと、世莉奈さんも一緒に出演されるんです!

ただ、祝日の前ですし、夕方急にバタバタするコトは日常茶飯事なので、「ムリかな」っと思っていたんですが、せっかく3人揃ってのライヴです。フリーになったんですから今後また一緒のライヴが見られるかどうかもわかりません。
「そういえば、y-guitarさんは行かれるんだろうか?」と思って昼休みにメールさせていただいたら、「行くつもりだったけど、仕事の関係で今日は行けなくなってしまった」とのコト。
それなら、記念すべき門出のライヴです。y-guitarさんやmyさんのおかげでマナミさんやSAIRYさん、世莉奈さんの歌を聴くコトができたんですから、今日は名代(勝手にゴメンナサイ)のつもりで行くっきゃない!
さらには、y-guitarさんから「マナミさんに前売り頼んでおいたから、是非行ってあげて!」というありがたいメールをいただいて。y-guitarさん、マナミさん、お忙しいのに優しいお気遣い、本当に感謝!です!

幸い急な仕事も入らず、定時で会社を出るコトができました。これならギリですがなんとか開演に間に合いそうです。

でもね。「好事魔多し」って諺があるんですよねー。
調布の駅でなんかわかりませんが電車がなかなか発車しない。
「ただ今電車が遅れております。皆様には大変ご迷惑をおかけ・・・」
せめて理由を言えよ・・・

なんかライヴの時って、色々あるんですよねー。急いでるのに。(;^_^A
渋谷に着いたら、なんと開演時間の8分前!

オジサン、必死に道玄坂を駆け上ります!
・・・ウソです。(笑)夕方6時過ぎの道玄坂、人が多すぎて走れません!「太陽にほえろ!」じゃないんだから。(笑)
なんとかギリギリ滑り込みセーフで、Gladに着くコトができました。

渋谷Gladは、先日森恵さん・竹仲絵里さんのライヴで行った渋谷 duo MUSIC EXCHANGEのすぐ近くにあります。
受付で聞いてみると、確かに予約を入れてくださってました。が・・・
「お名前は?」
またか・・・また「yukkiです」とか言うのね・・・

男性スタッフだったらまだいいんですが、あいにく女性です。(;^_^A
「ゆ、yukkiです・・・」

やっぱりハンドルネーム変えようかな。(笑)
Gladはステージを要とする扇形をしています。フロアには丸テーブルとスツールが数脚。その後ろにスタンディングの席がフロアよりも高い位置に2段あります。ドリンクバーはその上、一番高い位置に。
平日のまだ早い時間というコトもあって、フロアの席が空いていたので、そこに座りました。ドリンクはもちろんビール!
しかもここは分煙ではなくて席でタバコが吸えるという、喫煙者にとっては天国みたいなライヴハウスです。
音もなかなかいいですね!ロックバンドのライヴもよく行われているようなので、その辺はしっかりしています。また照明も決して派手ではありませんが、アーティストさんが映えるセッティングがなされています。
ビール片手にタバコを吸いながら、興味深々で回りを見渡しているうちに客電が落ち、BGMが途切れてトップバッターがステージに現われました。今日は8組の出演で、各自それぞれ持ち時間が20分と短いんです。
マナミさんは、3番目の予定が急遽繰り上がって、2番目の登場になりました。今日のマナミさんは、やはり黒を基調とした感じで、赤いパンツがアクセントになっていました。もう黒いハットも定着しつつありますね。ショートヘアによく似合っています。
セットリストです。
1.HEAVEN's DOOR
やっぱりこの曲はオープニングにふさわしい!衝撃的なイントロはインパクトがありますし、一発で観客を惹き付けてしまう、圧倒的な存在感があります。ハードなバンドサウンドに乗って、マナミさんのよく伸びる迫力満点な声が気持ちいい!

この曲、実は以前は「Distance」というタイトルで歌われていました。歌詞も新たに書き直されています。あ、エラそうに言ってますが、つべで見つけて聴いてみたらビックリ!で気付いただけなんですけどね。(笑)
2.to the sky
これは爽快なアッパーチューンです。かなり歪ませたギターの音が全編に渡って印象的です。タイトルのとおり、まさに雲ひとつない碧い空に飛んでゆく鳥を思わせるような開放感たっぷりのロックナンバーです。サビの♪to the sky♪のところでは、マナミさんの声が、その碧い空に向ってどこまでも伸びていくようです。あ、ここ室内だった。(笑)まあ、いいじゃないですか。そんな感覚ですよ。
3.MiRAGE
何度も書いていますが、曲の完成度がハンパじゃなく高い、いわば「組曲」のようなナンバーです。テンポがめまぐるしく変わるので、毎回手拍子にてこずるんですが、今日は常連さんが横におられたので、横目で見ながら真似してました。(笑)
何度聴いてもゾクゾク感が消えないんですよねー。最近の日本のロックシーンで、これだけの迫力ある声が出せる女性シンガーはそうそういないと、個人的には思っています。歌が上手いだけのシンガーならたくさんいるでしょうけど、なんか揺さぶられるんですよね。胸の奥の方が。
ラスト近く、ブレイク後のマナミさんの声が気持ちいいほど伸びたところでは、思わず目を閉じて聴いてしまう。そんな僕がいました。
って、近くで見てるのに目つぶってどないすんねん!(笑)
4.Never say goodbye
20分と短いステージなので、今日は4曲のみになりました。そしてラストはやっぱり僕の大好きなこの曲でした。最初に町田で聴いた瞬間に心を奪われた、素晴らしいロッカバラードです。前記事で曲を貼っていますので、よかったら聴いてみてくださいね。
やっぱり、ハコでのマナミさんの声は、響きと広がりが違います。早い時間だったのでお客さんがまだ着いていなくて、それがとても残念でしたが、間違いなくあの空間をマナミ色に染め上げていたと思います。パフォーマンスで観客の心を鷲掴みにする。
これ、一番の宣伝効果ですよね!

4番目は世莉奈さんの登場です。あれ?世莉奈さんもハット被ってる。さっきマナミさんの時にフロアに顔を見せていた綾さん・・・もといSAIRYさんもハット被ってたな。今日はみんなで揃えたんでしょうか?
これがホントの「ハットトリック」!なんちゃって。あはは。あは・・・
ゴメンナサイ。 m(_ _ )m
セットリストです。
1.Revolution★station
やっぱりオープニングに似合いますね。疾走感溢れる素敵なメロディを持つポップナンバーです。世莉奈さんの透明感のある声が、躍動するリズムに乗って気持ちがいい!個人的にはイントロからAメロに入る前の「Yeah!!」がかっこよくてツボです。オケなんですけどね。一度目のサビ後にも入るんですが、そちらはご自分で言われているので、最初もご自分でシャウトされるともっとカッコいいと思うんだけどな。
2.Tonight
新曲だそうです。僕は聴かせていただくようになってまだ日が浅いですから単なる印象ですが、僕の今まで聴かせていただいた世莉奈さんのポップな感じとは一線を画していて、ちょっぴり陰のあるメロディがとても印象的なダンサブルナンバーです。この曲はライヴではとてもいいアクセントになって、いいんじゃないでしょうか!きっと盛り上がります。
3.夜明けを待つよ
これも新曲。震災を受けて夏頃にかけて作られた曲で、今日は弾き語りでしっとりと聴かせてくれました。切ないメロディが胸を打つバラードです。ご本人は、いつかチャリティーCDとしてリリースできたらいいな、とおっしゃっていました。
4.ティラミスラテ
最後はこれも町田で聴かせていただいて、「おおっ!」っと思った曲でした。サビに移るメロディ進行にひとつ仕掛けがあって、そこがまた面白いんです。世莉奈メロディ炸裂のポップでキャッチーなアッパーチューンです。
世莉奈さんは、ご自分の声をどうやったら一番魅力的に伝えられるのかを考えて、作曲をされていると思います。そのどれもが見事にハマッている、そう思います。
そして、個人的にはまたお気に入りの「ラミネート・スカイ」が聴けませんでした。間が悪いんですね、僕。(笑)
いつか生であの素敵なバラードを聴いてみたいものです。
8組いるアーティストの中で、7番目に出演されたのが先崎綾さん改めSAIRY(サイリー)さんでした。やっぱり彼女もハットを被っています。(笑)
セットリストです。
1.brand new world
彼女の最大の魅力は、なんといっても奥行きのある中低音域の声にあると思います。銀座 Miiya Cafeで初めて聴かせていただきましたが、独特の響きを持っておられる。この曲の持つイメージにピッタリ。ハンドマイクでのパフォーマンスでした。
2.SAiNARA
故郷のおばあちゃんを思って作った歌だそうですが、まだご本人には聴かせてあげられていないんだそうです。綾さんの、もといSAIRYさんの故郷やおばあちゃんへの愛しい想いが、切々と語られている、切ない切ないバラードです。これは弾き語りだと一層切なさが募りますね。
3.波動
先日のMiiya cafeではオープニングを飾った曲です。僕が買わせていただいたCDには収録されてはいないんですが、この日聴かせていただいてとっても気に入っちゃったので、また歌ってくださって嬉しかった!
R&B系の曲調ですが、今の日本にはSAIRYさんのようなタイプのアーティストは少ないですよね。この奥行きのある声でシャウトされると、気持ちいいんですよねー、とっても。歌詞の内容は悲しいものなんですが、声に癒されるんですよ。
4.MY WAY~旅の途中~
最後はMiiya cafeでもラストを飾ったこの曲でした。ちょっとコミカルなメロディから始まるダンサブル・ナンバーです。これは盛り上がりますよね!サビでは♪Hurry Time Hurry Time♪や♪Any Time Any Time♪のように韻を踏んでいる歌詞が楽しい!綾さん、もといSAIRYさんもとっても楽しそうに歌っておられて。
えー、慣れなくてスミマセン。やっぱり綾さんの方が呼びやすいんですが、ダメですかね?ライヴでも改名の事に触れておられましたが、今更言うなって言われそうです。(笑)
そして、やはりSAIRYさんのステージでも一番気に入っている「優しい街」が聴けなかったのが少し残念!ホントにつくづく間が悪い男なんだよなあ。(笑)
他の出演者は、こんな感じでした。書き方はひらがなかカタカナかわからないので、カタカナで。
1.SAWAさん・・・英語の詞でも歌っておられました。透明感のある声をお持ちでした。
3.ツバサさん・・・相川七瀬さんなど、ロックナンバー中心。高音はよく伸びていましたよ。
5.エリカさん・・・AIKOさんのカバーなど、J-POPシンガーという印象を受けました。
6.千和・・・ヒップホップダンスユニットです。コーラスが素晴らしかった!実力者ですね。
8.DIVAさん・・・声楽をやっておられたのかな。鬼束ちひろさんの「月光」はなかなかのものでした。
最後の方が終わって客電がついて、ライヴ終了です。
実は今回のライヴで2つほど残念なコトがありました。
1つは、アーティストのMCを遮るように大きな声で話しかける方がいたコト。その度に会場の熱がサッと冷えていくようで・・・一種の励ましや応援なんでしょうけれどね。
そしてもう1つは、その方と別の方の二人が世莉奈さんのステージに向って激しくアピールを始めたんです。特に一人はステージセンターで飛び掛らんばかりに世莉奈さんに近づいて。Gladのステージは、客席からはかなり高い位置にあるので、それは叶わなかったので良かったですが、この時の世莉奈さんは、歌を一瞬中断するくらいビックリして、後ろに飛び退いておられました。
省吾さんが以前ライヴで言ってました。「ライヴはね。人に迷惑さえかけなければ、その人なりの楽しみ方をしていいと思うんだ。歌ったり踊ったり、手拍子したりジャンプしたり。回りの人達に迷惑をかけない範囲で、思い思いに楽しんで欲しい」
「回りに迷惑をかけない程度」という範疇は、超えていますよね。
これはちょっと、いえ。かなり残念でしたね。正直かなりムカッとしました。こんなコトを言っては失礼かもしれないけれど、度が過ぎている。ここはアーティストが表現する場であって、客が目立っていい場所では、決して、ない。これでは、今日初めて世莉奈さんを聴いた方々に、いい印象は与えません。
世莉奈さんは、そんなアクシデントは気にせず続けられていましたが、頭が下がります。それがプロなんですよね。
まあ、最初に書いた方はその後もあいかわらずアーティストさんにちょっかい出しては、「シーッ!!」っとたしなめられていましたが。(;^_^A
ふと回りを見ると、マナミさん達の姿も常連さん達の姿もありません。
実はちょっとホッとして。何度も言いますが、小心者なんです。面と向かってしまったら、相変わらず何を話したらいいかわからないし、ホントダメなんですよねー。

元々ライヴというモノは、僕にとってアーティストさんの歌を聴きに行くものであって、演奏を聴きに行くものなんです。話ができるというコト自体が僕の中で特別過ぎるんです。恐れ多い、と言いますか・・・もちろん嬉しいんですけどね。なんせ言葉が出てきません。(;^_^A
階段を降りて、さあ出口へ。「腹減ったなあ。ラーメンでも食べて帰ろっかな!」なんて考えていたら・・・ロビーにマナミさん、SAIRYさん、世莉奈さん総出で、常連さん達と和気藹々と歓談されたり写真を撮ったりされてまして。
「うっ・・・」

しかも今日はy-guitarさんもmyさんもいません。
子供かっ!(笑)
正直、黙ってこのまま帰ろうか、と思ったんですが、マナミさんが気付いて声をかけてくださって。

相変わらず頭の中は真っ白で、何を話したらいいのか・・・と、マナミさんが「私一度森恵さんとご一緒した事があるんです」っと話を振ってくださって。
y「つべで吉祥寺の路上はご覧になりましたか?」
マ「見ました!歌も凄いし、ギターも上手いし・・・」
y「ホントですよね」
マ「私もやってみたいけど、ギターがまだ・・・」
y「恵さんも路上で鍛えられたんだと思いますよ。チャレンジされてみては?マナミさんの声は路上でもきっと映えますよ」
なんて、ちょっと内容はあやふやですが、初めて会話らしい会話ができました。(笑)
ん?そういえば僕にとっての大切なアーティストさんは、皆さんストリートで鍛えた方が圧倒的に多い!YUIちゃん、花菜さん、麻衣子さん、恵さん・・・
マナミさんも、ストリートに出られてみてはいかがですか?事務所の縛りがなくなった今なら、実現可能じゃないでしょうか?マイクもPAも通さない、生の声で生ギターでロック!マナミさんの声なら絶対インパクトあると思うけどなあ。
絶対、見に行きます!


ブログに載せたいとお願いして撮らせていただいた写真です。やはり携帯では限界が・・・(笑)
今度はもっとマシな写真が撮れるように努力します。デジカメ新調しようかな・・・(;^_^A
SAIRYさんと世莉奈さんは相変わらず常連さん達に囲まれていたので、そこに入っていく勇気ももちろんありませんから、本当に失礼しようとマナミさんにご挨拶しようかと思ったら、
「あっ!yukkiさんだ!」
っとSAIRYさんが大きな声で声をかけてくださって。回りの方々が一斉に振り向きます。
か、固まった・・・(笑)
「あれ?ゆっきさん?ゆっきーさん?」なんてお二人で話し始めると、回りの方から「どっちでもいいんじゃない?」っとツッコミ。うまい!(笑)
一度しかお会いしていないのに気付いてくださって、SAIRYさんの気遣いにはとっても温かいモノを感じました。ありがとうございます!


酷いな、これは。暗いし、ピンボケしてるし。お三方、申しわけありません。m(_ _ )m
今度こそ本当にマナミさんにご挨拶して、Gladを後にしました。SAIRYさん、世莉奈さん、ご挨拶もせず失礼して申しわけありませんでした。まだ皆さんとご歓談中だったので、あえてお声はかけませんでした。
帰りが一人というのは本当に久しぶりだったので、ラーメンに餃子で一杯やりながら、ライヴの余韻に浸ってから家路につきました。
えっ?もう少しオシャレなところに行けって?
ほっといてください!(笑)
つべには、マナミさんやSAIRY(先崎綾の名前で)さん、世莉奈さんの曲がたくさんアップされています。気になられたら、是非是非見てみてください!皆さんそれぞれ違う個性を持つ素晴らしいアーティストさん達ですから!
僕が太鼓判を押します!頼りないかもしれないけど。(笑)
でわでわ。

