今日は僕、ちょっとばかりコウフンしてます。ブログを始めて以来、ずっと記事に書きたいと思っていた曲があって。でも、つべには1つしかアップされていなくて、それがまた音が悪いんです。まあ昔の曲だからある程度は仕方ないんですけど、なんせ、ギターソロとかも満足に聴き取れないような感じで・・・
仕方ないので、一度自分でつべにアップしてみたコトがあるんですが・・・全世界あらゆる地域からブロックされちゃいましたー。あははー。(笑)
笑ってる場合か!?
そんなこんなで諦めていたんですが、今日たまたまつべってみたら、なんと比較的いい状態であげて下さった方がおられて。おそらく最近の再結成ライヴでのモノです。さすがにお年は召されましたが。それでもこりゃあ、書くしかない!っと思って、記事を差し替えちゃいました!

シブいんですよー。しかもカッコいいんですよー。

是非聴いてみてください!
どうぞ!
J.Geils Bandの「One Last Kiss」です。1978年にリリースされた「Sanctuary」というアルバムの中の1曲で、シングルカットもされましたが、売り上げは奮いませんでした。
でもね。そんなコトは僕にとっては瑣末なコトなんです。このギターの哀愁を帯びたフレーズ!もう、これだけで失神します。極めてシンプルなのに、どうしてこんなに心が揺さぶられるんだろう。そして、ピーター・ウルフのしゃがれた声が作り出す独特の世界。「One Last Kiss」とつぶやくピーターのなんとセクシーなコトか!
間奏では、ブルースハープが切なげにむせび泣きます。そして圧巻のアウトロでは、一貫して流れるそのフレーズから、泣きまくるギターに絡んでいくブルースハープの音のうねり!
泣いちゃいそうです。こんなに荒々しいのに、なぜかとても切ない。
僕の中では、「Layla」や「Hotel California」らに匹敵するくらいの、大切な大切な曲です。
ボストンで結成された彼ら。そのR&B色の濃いサウンドは、他のアメリカン・ロックサウンドとは明らかに一線を画していて、ストーンズと比べられるコトも少なくなかったみたいですね。
彼らがスターダムにのし上がったのは、1982年にリリースされた「Freeze Frame」ですね。「Centerfold」が全米1位の大ヒット。アルバムも売れに売れましたが、初期からのファン達からは「商業ロックに走った」として、批判が集まりました。
商業ロックが悪いとは思いません。イイものもたくさんありますし、アルバムも良かったですよ。でも、僕はこの頃の方が好きなんですよねー、やっぱり。
では、次の曲を。
「I Can't Believe You」です。この曲はアルバムの中では比較的クセのない曲です。もっとも、ピーターのボーカルが一番曲者なんですけどね。(笑)
何がいいかって!文句ナシに、間奏のツインギターです!
このフレーズが鷲掴みにするんですよー。僕の心を。カッコよすぎる!
この泥臭さが、なんとも言えずいいんですよねー。

さあ、では最後の曲を。
こういう荒くれバンドがバラードをやると、こんなに切ないんだ!
そんな、1曲です。
どうぞ。
「I Don't Hang Around Much Anymore」です。僕の大好きなブレイクが効果的に入っていて。ピーターのクセのあるボーカルに、よく合わせられるなーっというコーラスが、決して綺麗なワケではないんだけど、胸の奥にすーっと沁み込んで・・・
アウトロのギターソロと、ピーターの荒々しくも切ない歌声が絡み合って・・・もう、言葉になりません・・・
彼らにはもう1枚、「Love Stings」という大好きなアルバムがあるんです。
いずれまた、機会があったら触れたいと思います。
なんか、今日はスミマセン。とりとめの無い記事になっちゃいました。嬉しくてねー。
えっ?いつもとりとめはないだろうって?
ほっといてください。(笑)
でわでわ。

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