今日は一日爽やかな日でしたねー。台風一過、いよいよ季節は秋へと姿を変えていくようです。
こんないい天気だったのに・・・おとといが健康診断だったのと、会社に泊まりこんだので数日お酒を抜いていたんです。なのでちょっと昨晩は遅くまで飲み過ぎてしまい・・・今日はバッチリ二日酔いでしたー。(笑)
「もう若くないんだから、節制しなさいよ!」っと、朝カミさんに捨てゼリフを吐かれ、学校へ行く息子には無言で肩を叩かれ・・・
ぐすん・・・

気持ちのいい陽気なので、そんな感じの女性アーティストの曲を集めてみましたよ。
まずはこの曲。ビージーズがアレンジしたハーモニーが気持ちいい!
どうぞ!
サマンサ・サングの「Emotion」です。邦題は「愛のエモーション」。まんまですね。(笑)
1978年リリース。全米3位を獲得し、年間チャートでも14位に食い込む大ヒットを記録しました。この時、1位と2位にいたのが、本家ビージーズの「Night Fever」と「Stayin' Alive」ですから、3位と言っても実質1位みたいなものでした。
日本盤のシングルジャケットはそうでもないんですが、この映像にあるジャケットの写真。ちょいとお顔がコワいですが(笑)、声は優しくて温かくて。とても聴いていて心地いいです。もちろんバックボーカルのギブ兄弟との相性もバツグンですね。曲も飛びっきりメロウで、いかにもビージーズサウンド、という感じ。ただ、ちょっとギブ兄弟の声が勝ちすぎて、本来のサマンサの歌声が後半ほとんど確認できないのが、ちょいと・・・ね。ギブさん、ちょっとやり過ぎです。(笑)
さて、お次は僕が大好きな1曲です。
オシャレなんですよねー。雰囲気もまたなんとも。

どうぞ。
クリスタル・ゲイルの「Don't It Make My Brown Eyes Blue」です。1977年リリース。邦題は「瞳のささやき」です。全米2週連続2位。時の1位は、あの大ヒット曲デビー・ブーンの「You Light Up My Life」でしたから、運が悪かったですね。年度を越えてのチャートインだったので、年間チャートは振るわず、1978年度71位に終わっていますが、これでも大したものです。
もうねー、イントロの鍵盤だけでビビッと来ちゃうんですよねー!なんともはや、ノスタルジックな名曲です。彼女の歌声が、まさに邦題の如く「ささやく」感じで、大人なんですよねー。独特のビブラートも結構ツボでした。当時は高校生でしたが、もう1回聴いただけで虜になっちゃいました。(笑)
こういう艶っぽいというか、色っぽい歌い方をする女性ボーカルを、当時はあまり聴いたコトがなかったんですよね。免疫がなかったというか。もっぱらフォリナーとかボストン、イーグルスあたりを聴きまくっていた頃なので、それだけに衝撃的でした。

それに、曲の短さです。あの頃は4分、5分を超える長い曲が多くなってきた時期でしたが、この曲は3分ないんです。2分40秒くらいかな?その引き際の潔さみたいなものも気に入って。ほとんど毎日聴きまくってましたね。
さあ、では最後の曲を。
これもまた、一風変わった感じですがなかなかいいですよ!
映像がちょっと・・ですが。(笑)
これしか見つからなくって。女性の方は目を閉じてお聴きください。(笑)
どうぞ!
リッキー・リー・ジョーンズの「Chuck E's In Love」です。邦題は「恋するチャック」・・・もうちょっとなんとかなんなかったのかな?(笑)
1979年にリリースされた彼女のファーストアルバムが、いきなり全米3位を獲得。そこからのシングルカットで、これもまた大ヒットしました。
彼女、デビューまでは家出はするわ、酒やクスリに溺れるわで、大変な波乱万丈の人生を送っていたようですね。ところが、元リトル・フィートのローウエル・ジョージに見出されるや、あっという間にスターダムへ。まさにシンデレラ・ストーリーを地で行った方です。
バックがまた凄いんですよ!ジェフ・ポーカロやスティーヴ・ガッドといったビッグネームが!このあたりも、いかに彼女が期待されていたかがわかりますね。
イントロのフレーズは、それこそ色々なところでよく使われているので、「あ、聴き覚えがある!」っとおっしゃる方もおられるのでは?ちょっと鼻にかかったリッキーの声が魅力的です。曲自体もかなり自由な発想で作られているので、面白いですね。これもまたなかなかオシャレです。
70年代後半には、こういった個性的な女性シンガーがどんどん出てきた時期でもありましたね。
決してディスコブームだけじゃありませんし、ドナ・サマーやビージーズだけが幅を効かせていたワケでもないんですよねー。
やっぱり、好きだなあ。70年代バンザイ!
(笑)連休初日。どうかゆっくりお過ごしくださいね。
でわでわ。

