台風一過、透き通るような晴天・・・というワケにはいきませんでしたが、温帯低気圧になって、勢力も弱まったみたいですね。
九州の皆さん、ご無事でしょうか?大きな被害に遭われた地域もあるとニュースで言っていましたが・・・
昨日、車に水をひっかけられた、なんてコトは小さなコトでしたね。

「雨なんて大嫌いだ!」なんて思わず毒づいてしまって、ゴメンナサイ。m(_ _ )m
皆さんからも、慰めの言葉をいただきまして。
「雨が降ると緑がいきいきとします。素敵ですよね。そんな風に思ってこの季節を乗り切っています」
「雨は苦手ですが、これも慈雨だと思って梅雨を乗りきりたいものです」
こんなに優しい言葉をいただいたら、ちっちゃい自分に気がついて、恥ずかしい

でも、とっても温かい気持ちになりました。そうですよね。季節に当たり前のコトなんですもんね。いちいちカリカリしてたら高血圧になっちゃいます。(笑)
ありがとうございました!少し見方を変えてみようと思います。

そんなコトも含めて、今日はしっとりとしたバラードが聴きたいな、と思いました。色々考えてみたんですが、結局最初に頭に浮かんだ、この曲を。
デュエットの名曲は数々ありますが、これは文句なしの名曲だと、僕は思っています。
よかったら、お付き合いください。
ジョー・コッカーとジェニファー・ウオーンズの「Up Where We Belong」です。映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌としてリリースされたこの曲は、1983年見事に全米1位に輝きました。年間チャートでも27位。映画をご覧になった方なら、映像が浮かぶのではないでしょうか?リチャード・ギアとデブラ・ウィンガーの、あのあまりにも有名なお姫様だっこのシーンで流れたこの曲。
なんかわかりませんが、僕、映画館で号泣してました。(笑)
この曲については、あまりいうコトはありません。楽曲も素晴らしいんですが、ジョーとジェニファーの声がシンクロして、なんて言えばいいんだろう・・・「一つの完成した絵画」のような感じがするんです。何も足さず、何も引かず・・・いや、そんな言葉も必要がないほど、個性と個性のぶつかり合いの中で、ともすればバラバラになりそうなのに、バツグンのバランスで完成したような感じ。
あー、上手く言えませんが・・・僕は大好きです。
さて。お二人のソロの曲を、それぞれご紹介しましょう。レディ・ファーストでまずはジェニファーから。
「Up Where We Belong」は、実は彼女のこの曲を好きだったから、より注目していたんです。
シンプルですが、味わいのある曲です。
「Right Time Of The Night」です。1976年、全米6位を獲得しています。制作サイドは当時人気だったリンダ・ロンシュタットと同路線を歩ませようと、こういったポップなカントリー路線を選んだそうですが、それは当たりでしたね。この曲で彼女は確固たるシンガーの基盤を作る事に成功しています。
リンダは好奇心旺盛な人なので、アルバム毎に方向性が違いましたし、当時は時折エキセントリックな感じもありましたが、ジェニファーの声は確かに似ている部分もありますが、彼女には「癒し」があります。優しくて温かいんですよね。
いえ、リンダが温かくない、と言っているワケではありませんよ。(笑)
僕はリンダ大好きですから。

さあ、最後はジョーに締めてもらいましょう。
この曲をこういう風にアレンジしてしまうとは!

でも、これはなかなか、聴きモノですよ!
どうぞ!
「With a Little Help from My Friends」です。Beatlesのカバーですね。1969年リリース。
これも、ある意味言葉は要りませんね。原曲の面影が全くと言っていいほどありません。(笑)
でも、ジョー・コッカーというボーカリストの凄さは、はっきり伝わります。コーラスアレンジも素晴らしい。別物に生まれ変わった、と思えば、これは・・・もちろんアリ!です!

はあー。いい意味でため息でました。
さあ!梅雨なんかに負けないで、頑張っていきまっしょい!
・・・負けてたの、僕だけなんですけどね。(笑)
でわでわ。
