Summertime Blues | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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こんばんわ!

花粉と黄砂で鼻がぐずぐずの僕です。今日、ちょっとコンビニに出かけただけだったのに・・・(ノ_・。)

早くこの季節、過ぎてくれないかなー・・・



ゴールデン・ウイークと言うと、今でも時々思い出すコトがあるんです。

学校を卒業した後、しばらく吉祥寺という所で仕事をしてました。南口にあった「ディスク・オーツカ」という中古レコード店です。今でもあるのかな?最近ご無沙汰なのでわかりませんが。

もう、20数年前になりますね。ここで僕はたくさんの音楽と出会いました。ここの社長がオールディーズが好きで、自分で編集して店内で流してたテープに、名曲がたくさん入っていて。それから、オールディーズより少し後の曲(60年代後半~70年代前半)もよく流していたんです。

プロコルハルム、バッドフィンガー、パーシースレッジ、グラスルーツ、クリフ・リチャード、クリスティ、マッシュマッカーン、ルー・クリスティー等々。まあ、ヒット曲ばかりを集めたベストアルバムみたいなモンです。

そこにね。1本だけ、1アーチストの曲だけが集められているテープがあったんです。


「社長?何故これだけ1アーチストなんですか?」

「・・・好きだから」

無口な人でねー。たいてい一言しか話さない。でも、その一言で大概のコトは伝わっちゃうんですよ。野球帽被ってね。ボサボサの白髪交じりの長髪に、伸ばし放題で仙人みたいな髭。冬でも何故か店内ではTシャツ。

パッと見たら、70年代のヒッピーそのもの。(笑)でも、イイ人だったな。


勤め始めのゴールデン・ウイーク。バイトが休んじゃって、僕、19連勤させられたんです。(T_T)でも、そのおかげで、晩飯おごってもらったり、中古レコード格安で譲ってもらったり、今考えたらプラスの方が多かったな。



その格安で譲ってもらったレコードが、前述の「1アーチストだけのテープ」に入っていた、アーチストなんです。

今日はそれをご紹介したいと思います。

正直言って、好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、まあ、聴いてみてください。

こんな感じです。





ご存知、名曲「Summertime Blues」です。エディ・コクランの手によるこの曲を、1968年にマーク・ボランがパーカッションのメンバーと2人で作った「ティラノサウルス・レックス」と言うバンドがカバーしたものです。

これが、後にT-Rexとして再出発し、デヴィッド・ボウイと共に一時代を築いたUK発のグラム・ロックの旗手となります。

凄いアレンジでしょ?最初聴いた時は、「なんじゃ、こりゃ?」と思いました。(笑)でも、店内で常時流れているのを聴くうちに、いつのまにかトリコになってました。(笑)聴きなれてしまうと、耳から離れなくなっちゃうんです。あのT-Rexの出発点はフォークだったんです。って言っても、しっかりアコギでもロックしちゃってますけど。



・・・ん?えっ?なになに?

「Summertime Blues」かけるなら、アレもかけろって?

わかりました。この人はやっぱり凄い人だったんだって、みんな思ってますよね?この歌詞。

正直、戦慄さえ覚えますが・・・

いきますか?

どうぞ!




RCサクセションの「Summertime Blues」です。チャボのギターは・・・ぶっ壊れてますね。凄すぎる!

現実を見据えてたのは、清志郎さんだけだったのかもしれないよね。今更それに気付いたって、仕方がないんだけどね。




さて、話を戻しますね。

ここから約2年、何枚かアルバムを出した後、マークはバンドの名前を「T-Rex」と変え、エレキのバンド編成にして大きくその音楽スタイルを変えます。

そして、T-Rexとして出した、いわばデビュー曲が、この曲です。これがイギリスで大ヒット。ここからマークの快進撃が始まっていきます。

では、そのデビュー曲を。





「Ride a White Swan」です。どうですか、この方向転換のスゴさ!全く違う音楽になっちゃってます。後に「Bolan's Boogie」と言われるサウンドは、すでにこの曲で確立されています。

この歪んだギターの音!タマリマセン。しかもマークのどこまでも妖しげなボーカル。当時、よくこのスタイルが受け入れられたなー、という奇想天外なファッション。


$yukkiのYUI*KANA & More Music

こんな感じです。w

何処かの国の王子様みたいな。(笑)



そして、満を持して彼らが放った渾身の1曲が、こいつです!

カッコいい!





「Get It On」です。ボランズ・ブギー炸裂!なんでしょうね、この妖しさ。この高揚感。正直、70年代を代表する名曲だと思います。まあ、他にもたくさん名曲を輩出している70年代ですからね。何十曲あるんだろう?(笑)

とは言え、マークの本当の野望と成功、そして退廃は、この後から始まっていきます。



大好きな奴らなので、T-Rexはまた書かせてもらいますね。


まずは、ここまで。



明日は子供の日ですね。



童心に帰って、楽しみましょう!



でわでわ。





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