こんばんわ。
お休みの日というのはなんでこんなに過ぎるのが早いんでしょうね。そう思いませんか?
たいした事してないのになあ。
さて、明日からまた仕事ですね。気合入れなくちゃ!
2月に僕の大好きだったアーチストが天に召されました。
ゲイリー・ムーア。スキッド・ロウ、シン・リジィを始め、たくさんのバンドやアーチストに係わり、「ギタークレイジー」と呼ばれたギタリストです。マシンガンのようなピッキングからそう呼ばれた彼ですが、バラードにおける「泣き」のギターもまた、素晴らしかった。
たくさんのブロガーさんが彼の死を悼んでいる時、僕は記事にする気がどうしても起きませんでした。何故かはわかりません。書けませんでした。
やっと、彼の演奏が、今日聴きたくなりました。だいぶ遅くなってしまいましたが、当ブログでも、ゲイリー・ムーアを偲び、彼の演奏をご紹介したいと思います。
まず聴いていただきたいのがこの曲です。
実は高校の頃、ヘタクソバンドを組んでましてね。僕はドラム叩いてたんです。ギターのヤツがどうしてもこれが演りたいって言うから、かなり練習したんです。当時、調布市の仙川という駅の近くに「METO」(だったかな?)というスタジオがあって。
まあ、小遣い使い果たす程練習しましたが、どう考えても無謀でした。明らかにテクニックが追いついてないんですから。(笑)
それでも、とにかくひたすら練習しました。
だって、メンバー全員、この曲が大好きだったから。
「Waiting For An Alibi」です。シン・リジィですね。画面向かって左の、やたら派手に動いているのが、ゲイリーです。間奏で失敗したロボットみたいな動きしてます。(笑)いやー、若い!
このツイン・リードが本当に好きでねー。なんだろ。聴いてるとなんか感極まっちゃうんですよ。その頃の、ヘタクソバンドで、ついぞ完成しなかった想いみたいなものが、残ってるのかもしれませんね。
とにかく、この曲は僕にとって特別な曲なんです。昔も、そして今でも。
そして、この曲はまた、壮大なスケールを持ったバラードですね。ソロの曲です。
泣かせます。ホントに。
どうぞ。
「I'm Always Gonna Love You」です。1982年のリリースでした。メロディもさることながら、やはり「泣き」のギターは健在です。刺さりますね、胸に。
最後に。音も映像もグダグダですが、1992年、ロンドンのロイヤル・アルバートホールで行われたジョージ先生の実質最後のライヴから、ゲイリーがギターを努めたこの魂の1曲を。リンゴも参加しています。
僕はクラプトン大好きですが、このゲイリーのパフォーマンスは凄い。
是非。
「While My Guitar Gently Weeps」です。いわずもがな、ジョージ先生の不朽の名曲です。
ゲイリーの泣き満点のギターに最初はおどけるような様子を見せているジョージ先生ですが、途中からゲイリーの演奏に触発されたように自らも弾きはじめます。この掛け合いが見れるだけで、泣けてきます。本当に、いい。言葉がありません。
今頃、天国で二人、ツインギターでも弾いてるんですか?
いつか、僕らがそこに行くコトがあったら。
サービスで聴かせてくださいよ。でなきゃ幾ら払わなきゃいけないんだかわからない。
「ありがとう」の思いを込めて。
合掌。