こんばんわ。
大震災発生から5日が経ちました。今日、現地では冷たい雪が降っていたそうです。一刻も早く救援物資を各避難所に届けなくてはならない逼迫した状況なのに、依然物資は満足に届けられていません。
何故でしょうか?それは被災地の緊急車両でさえもガソリンや軽油が不足しているからです。当たり前です。冷静に考えればわかるように、首都圏でガソリンが不足する筈がないのに、普段滅多に車に乗らない人までもが、我先にとスタンドに殺到している。本当に必要な車両に燃料が回らない。本来被災地に回されなければならない分まで、首都圏に回さざるを得ない、そういう状況を、我々が勝手に作りだしているんです。
同様に、水、米、トイレットペーパー、電池、紙おむつ、生理用品、ラップ・・・挙げればきりがない位、店頭から姿を消しました。これも不要不急の物を買占めている人がいるからです。これが、やはり同様に被災地に回さなければならない分を圧迫しているんです。
さらに寸断された道路。繋がりにくい情報手段。被災地では明日の昼には灯油が底を尽いてしまう避難所がいくつもあるんです。
何回も書きます。しつこい、うるさいと言われても、何回でも書きます。
買占めを今すぐ止めましょう。不要不急の給油を今すぐ止めましょう。
我々の一行動には、被災者の皆さんの健康や命がかかっている、と言っても過言ではないんです。極端に物資が不足している避難所では、一日一人おにぎり一つしか配給されない所さえあるんです。
もう一度お願いします。買占めを今すぐ止めましょう。不要不急の給油を今すぐ止めましょう。
昨日、記事を拝見していたら、仲良くさせてもらっているブロガーさんの記事に、Googleが主催する被災地の消息情報が確認できるサイトが紹介されてました。
「人を探している」側の登録と、「消息情報を提供する」側のどちらもが利用できます。
僕も探している人がいるので、早速登録しました。すると、今日その人の息子から連絡がありました。「情報を見ました。僕も探しています。明日現地に出向いて探します」との事。
嬉しかった。彼の消息もわからなかったから。少なくとも彼は無事でした。
誰でも閲覧できますから、いたずらに登録はしないほうがいいと思います。情報の保護というのは何処まで守られるかは不透明です。しかし、探している行方不明の方がいて、どうしても消息を知りたい、という方には災害伝言ダイヤルより、有用性があるかもしれません。リンクはこちらです。↓
Google 消息情報
最後に、どうか、今一度冷静な判断をお願いしたいです。心からお願いします。m(_ _ )m
「夢をあきらめないで」 岡村孝子