うちの会社の近くにもあるので、そこに昼食に行ったんですよ。
「トッピング何にしようかなー?」とか言いながらトレイ持って。
選んだのは、とり天(ささみの天ぷら)にれんこん天と、シャケのおにぎりに、熱いうどん中盛です。「食べすぎじゃね?」というご意見は却下させていただきます!(笑)
レジでお釣りを待ってる間、何気なーく僕の後ろに並んでたおじいちゃん(70歳は超えてるよなあ・・・)のトレイの中身を見て、目が釘付けになりました。
何が載ってたと思います?
まあ、かき揚げですよ。普通ですよね?1つなら。
3つ載ってたんです。同じかき揚げが。3つ。
それだけなら、(もちろん既に許容範囲外ですが)まあ「かき揚げメッチャ好きなんだ」で済む話です。
そのお店、勘定が済むと、近くにお水やらお茶やらをセルフで入れるトコがあって。その同じテーブルに、天かすとゴマが「好きなだけいれていいよ」的に置いてあるんです。
僕がコップに水を注いでいると、そのおじいちゃん。
迷わずうどんに天かすを、スプーン(デカイです)山盛りで、ガンガン入れだしたんです。
大げさじゃなくって、うどんとつゆが見えなくなるくらい。って言うか、文字通り「山」に。
後ろの高校生、思いっきり引いてましたから。(笑)
ちょっと、気分が悪くなりながらテーブルに座って、さっきの光景を頭から追い出して、食べ始めたら・・・
そのおじいさん、僕のテーブルのすぐ横に座って、箸でおもむろに天かすの山を崩して、混ぜ始めました。正直言います。つゆがあっという間に天かすに吸われて、なんていうか・・・
ドロドロ!?もう、僕が知ってる「うどん」なる食べ物じゃない・・・
とにかく見ないようにして、かっこむように食べて、帰ろうとトレイを持って立ち上がった時、見えちゃったんです。その後の「うどん」であったものの凄惨な姿。
かき揚げまで突っ込まれて、もう・・・ あの・・・ ○っぷ。(ゴメンナサイ)
「ピーーーー」放送コードひっかかりました。(笑)
嬉しそうだったな。あのおじいさん。
どうか、くれぐれもお元気で。(笑)
そんなコトもありつつ、今日はちょいと爽やかな曲でいきたいな。爽やか、しっとりで。
これです。
エルビス・コステロの「Alison」です。1977年発表ですね。
彼、と言えば僕のイメージは、「ピンピンのとんがり小僧」(ゴメンナサイ)です。当時セックス・ピストルズあたりと張ってた位、パンクしてましたからね。本国イギリスで「怒れる若者」なんて呼ばれていたのも、納得です。
そんな彼が書いたこの曲は、とても素晴らしいバラードです。メロディも本当に美しいですし、若干歌い方にトゲはあるものの、コステロのメロディメーカーとしての才覚は、既にこの頃から目覚めていたんですね。
前に書いたコトのある、リンダ・ロンシュタットも、この曲をカバーしてるんですよ。これがまた、結構いいんです。「しっとり」。
聴いてみて。
如何でしょう?僕としては「オリジナル派」を自負してるんですが、リンダのカバーは、またいいんですよね。柔らかくて、優しい。彼女のヴォーカリストとしての歌が光っています。
皆さんなら、どちらですか?
さて。彼の代表的なバラードと言ったら、むしろこちらでしょうね。大人気の名曲です。
どうぞ!
「SHE」です。1999年の映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌です。ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツの、あの映画です。
この曲については、あれこれ言わなくてもいいですよね。コステロの歌唱がタマりません。まちがいなく、「トンガリ坊主」が、熟成されたカッコいい男になっちゃいましたねー。(笑)
時代を代表し得る、名曲だと思います。
いやいや。
実はまだちょっと、ムカムカしてます。
なので、酒のつまみは、冬なのに冷奴ときゅうりの浅漬けです。(笑)
あのおじいちゃん、完食したのかなあ・・・
