ジャンはシャルル7世にとって唯一心を開ける1番の親友だった | 過去世からのメッセージ

過去世からのメッセージ

前世療法で見た過去世の話しを中心に綴っていきます

デュノワ伯ジャンの肖像画です。

 

『ジャンヌ・ド・リュクサンブールの告白』

でジャンヌがシャルル王子と面会するために

修道院へ行き、ジャンと話をする場面を書き

ました。

 

 

 

私の想像では、子供の頃のジャンは勉強が

大嫌いで騎士を夢見る明るく活発な子です。

シャルル王子と一緒に修道院で育てられる

のですが、後のシャルル7世にとって陰謀

だらけの宮廷の中で唯一裏表のないジャン

は心を開ける相手だったと思います。

 

ここから先は私の想像です。

 

フランスの王太子だった2人の兄が亡くな

り、シャルル王子は王太子となります。宿

敵のブルゴーニュ公ジャン1世は暗殺され

これで一安心と思いきや肝心のシャルルは

イザボー王妃の爆弾発言もあって自分は本

当にシャルル6世の子なのかとウダウダ悩

んでいます。イラッとした義母のヨランド

ダラゴンはある策略を思いつきました。

 

次男のルネが婿入りしたロレーヌの近くで

は、神の声を聞くという少女が評判になっ

ていました。この少女にシャルルは正当な

王の子だと証言してもらえばいい、でも自

分が少女をシャルルのところに連れて行っ

ても信じてはもらえない、そこで天使役の

若者に少女が1人でいる時に伝言を伝えて

もらいます。

 

少女はシャルルに会うために数々の試練を

乗り越えますが、オルレアンが大変なこと

になっていました。オルレアンの司令官は

シャルルの幼馴染で親友のジャン、もし彼

が戦死などしてしまえばシャルルはショッ

クで2度と立ち直れなくなるかもしれない

ヨランドは天使役に命じてオルレアンに行

くように少女に伝えます。

 

少女はオルレアンで大活躍、有名になって

しまいました。やる気のないシャルルに活

を入れて欲しいと思っただけなのに、計画

は大幅に狂ってしまいました。