事業継続を考える | kkのブログ

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総監の目的は事業の継続です。

目的を達成するための目標の一つが総監論文の出題テーマです。データの利活用もヒューマンエラー対策も全ては目標であり、事業継続の目的に繋がっていなければなりません。

 

今の出題パターンだと、過去の最適企画に対する課題を挙げる所から始まります。この課題がリスクアセスメントでいうリスクの特定になります。

 

事業継続するには、廃業や撤退のリスクを排除する必要があります。このリスクを特定する所から始めます。ヒューマンエラーだったらそれが品質瑕疵となり、莫大な損害賠償になるヒューマンエラーだったりです。

 

また、現状維持では緩やかな撤退に繋がります。事業を拡大させる機会を活かす必要があります。この機会も同時に特定する事になります。データの利活用だったら同業者と比べて生産性に差がつく利活用状況だったりします。

 

論文添削していると、事業継続にほぼ影響しないリスクを挙げる例を散見します。そんな論文を見ていると、本気で事業継続のことを考えた事が無いのかなと思ってしまいます。

 

ます参考になるのは自社の資料です。有価証券報告書や事業継続計画を作成している会社なら、事業継続のリスクや機会が記載されています。そこから科学技術の行使に係るリスクや機会を抽出しましょう。

 

次に自社にそうした資料がない場合は同業の大手企業や協会組織の資料を確認してみましょう。そこには自社に落とし込める内容があります。また、自社にない記載が有れば、自社の特長が分かるかもしれません。

 

最後に自分の願書に書いた経歴です。おそらく5つの管理に係る経験を記載しているかと思います。その管理はなんらかの目標があったかと思いますが、それが事業の継続に影響にどれほど影響が出てあったのか、一度考えてみる事です。そうすれば、自分の経験値から、事業存続に関わることを抽出出来ます。そしてそれを論文に記載出来れば、素晴らしい論文になることでしょう。