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「東京行きに娘が邪魔」/畠山容疑者が動機供述

 藤里町の藤里小1年、米山豪憲君=当時(7つ)=殺害事件で殺人容疑で再逮捕され、4月に水死した長女、彩香ちゃん=当時(9つ)=を橋の上から川に突き落としたと供述した畠山鈴香容疑者(33)が「東京に行くので、(娘が)邪魔になった」などと、動機について話していることが16日、分かった。

 秋田地検は17日、豪憲君事件での殺人罪で畠山容疑者を秋田地裁に起訴。その後、捜査本部は彩香ちゃんに対する殺人容疑で1両日中に再逮捕する方針だ。

 これまでの調べによると、畠山容疑者は4月9日夕、彩香ちゃんと一緒に自宅から約3キロ離れた大沢橋に行き、彩香ちゃんを欄干(高さ約1・1メートル)に座らせ、約8メートル下の藤琴川に突き落としたと供述した。

 動機は「東京に行くので邪魔になった」などと供述している。しかし、それだけの理由で自分の一人娘を橋の上から川に突き落とすというのは通常では考えづらい上、畠山容疑者はこれまで供述をたびたび変転させてきた。

 このため、捜査本部は供述の信ぴょう性を含め、慎重に調べを進める。いまだ解明されていない豪憲君殺害の動機との関連にも注目している。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060717a


亀裂骨折は頭頂部右寄りに/彩香ちゃん、頭から転落か

 藤里町の藤里小1年、米山豪憲君=当時(7つ)=殺害事件で殺人容疑で再逮捕された畠山鈴香容疑者(33)の長女、彩香ちゃんの遺体の亀裂骨折のあとは、頭頂部の右寄りにあることが16日までの調べで判明。遺体の状況から県警捜査本部は、彩香ちゃんは体を右側に傾けながら、頭から川に転落した可能性が高いとみて当時の状況を調べている。

 これまでの調べで彩香ちゃんの遺体の亀裂骨折のあとは頭頂部右側で、右側頭部には内出血があったことが判明。骨折は、転落後に川底に頭をぶつけた際のものとみられる。さらに首の前側には、この時にひねってできたとみられる内出血が確認されており、頭部から転落した可能性が高いことを示す材料となっている。

 仮に川を向いて欄干に座った状態から尻を滑らせ転落した場合は足から落ちるのが自然で、頭部の骨が折れる可能性は低いという。

 彩香ちゃんは4月9日夕に行方不明となり、翌10日午後1時半ごろ、大沢橋から約3キロ下流の藤琴川の浅瀬で遺体で発見された。司法解剖の結果、死因は水死で、死亡推定時刻は9日夕方ごろと判明している。

 畠山容疑者は、彩香ちゃんの水死について事故死の可能性が高いとみていた能代署に対し、再三にわたり再捜査を要請。捜査本部はこうした不可解な行動を取った理由についても注目している。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060717b


秋田男児殺害:「娘愛してなかった」食事なし汚れた服
 「ショックが大きくて、流したい涙も出ないほど苦しい」。一人娘の彩香ちゃん(9)を失った悲しみをそう語った畠山鈴香容疑者(33)。ところが彩香ちゃん殺害を認める供述を始め、“悲劇の母”は一転して連続殺人事件に関与した疑いが強くなった。「彩香は水を怖がっていた」と語りながら、なぜ橋から川に娘を突き落としたのか。畠山容疑者は彩香ちゃんに対して「愛情はなかった」「疎ましく思った」という内容の供述をした。「母親失格だった」という近所の住民の声もある。秋田県警能代署捜査本部は、畠山容疑者と彩香ちゃんの母娘関係の実態解明を進めている。【馬場直子】

 藤里町立藤里小では、「ハッタ」のあだ名で呼ばれていた彩香ちゃん。「4年生になったらトランペットをやりたい」と楽しみにしていたが、始業式の3日後に水死体で見つかった。小学校でいじめられることもあったが、畠山容疑者は逮捕前、「そんな時も『何もなかったよ』と、私に心配かけないように隠していた」と話した。

 しかし、そんな一人娘に対して「可愛がっていなかった」と複数の人が証言する。ある知人は「自分は派手な格好をしているのに、彩香ちゃんには汚れた服を着せていた」と話す。「来客があると、夜でも彩香ちゃんは自宅の外に出され一人で遊んでいた」「カップめんを持って外にいたので、ご飯を食べさせてあげた」などと住民らは一様にまゆをひそめる。

 「彩香ちゃんが手を差し出すと、払いのける感じだった」と話す元同僚も。離婚したころ「夫が引き取ってくれたらいいのに」とも言っていたという。朝食を作らず、彩香ちゃんが学校で倒れたこともあった。知人は「学校から『彩香ちゃんへの嫌がらせよりも、母娘関係の方が心配』と言われた」という。彩香ちゃんの火葬の際、涙も見せず無表情でいるのを不審に思った人もいた。

 一方で逮捕前、毎日新聞のインタビューなどには、彩香ちゃんに愛情を注いでいたように装っていた。「私は母1人、娘1人。できるだけいろいろなところに連れて行った。どこに行くのも一緒だった」と強調する畠山容疑者。彩香ちゃんの死後、毎日2時間ほど実家から自宅に戻り、遺品を整理していたという。「彩香が座っていた椅子に座って元気だったころの彩香を思い出している」と語る表情は、愛情に満ちているように映った。

 畠山容疑者は4月9日夜、「午後4時ごろに『(人形を)見せに行って来る』と出掛けたまま戻らない」と同署に捜索願を出した。“悲劇の母”は「知りませんか?」と大書した手作りのビラを付近の商店や住宅に配り、情報提供を求めた。周辺には一人娘の死の原因を知るために必死になっているように映った。しかし今月になって、「橋から足を滑らせて落ちた」と供述。さらに「橋から突き落とした」と供述を変遷させた。

 捜査本部は、畠山容疑者が米山豪憲君殺害事件の取り調べでも何度も供述を翻したことから、今回の供述についても慎重に裏付けを進めている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060717k0000m040121000c.html


秋田男児殺害:彩香ちゃんの遺体に多数の皮下出血

 秋田県藤里町立藤里小4年、畠山彩香ちゃん(9)が水死した事件で、「橋の上から突き落とした」と殺害を認める供述をしている母親の無職、畠山鈴香容疑者(33)=別の殺人容疑で再逮捕=が、県警能代署捜査本部の調べに「彩香に対して愛情はなかった」「疎ましく思った」という内容の供述をしていることが分かった。また、彩香ちゃんの遺体に多数の皮下出血があることも分かった。秋田地検は17日、同小1年、米山豪憲君(7)を絞殺したとして殺人罪で追起訴する。捜査本部は近く彩香ちゃんを水死させたとして殺人容疑で再逮捕し、詳しい動機などを追及する。

 調べでは、畠山容疑者は4月9日夕方から夜にかけて、自宅から約3キロ離れた大沢橋の欄干(高さ約1.15メートル)の上から、彩香ちゃんを約8メートル下の川に突き落とし、殺害した疑いが持たれている。遺体は翌10日午後、同橋から約4キロ下流の浅瀬で水死体で見つかった。

 畠山容疑者は今月初め、「彩香は橋の欄干から足を滑らせて転落した」と供述し、さらに数日前に突き落としたことを認めた。動機については「疎ましかった」などと供述しているが、きっかけとなる具体的な出来事はなく、日々の生活の不満が重なったという内容の供述をしているという。

 一方遺体の傷は、頭に軽度の骨折がある以外に、多数の皮下出血があることが分かった。滑らかな面に衝突した際にできる出血とみられる。川に流された体が石などに当たってできたとも考えられるが、突き落とされた際にできた可能性もあるため、捜査本部は慎重に鑑定作業を進めている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060717k0000m040137000c.html


報道が続々出てきて 取調べがすすんできていることは伺えるけれど

知れば知るほど 切ない気分


東京へ行くというのは 一人でじゃない気がする やっぱり男だろうかね

子供が居るから恋愛できない 子供が居るから結婚できないと言っていたと言われてるし

男を家に連れ込み 娘を追い出していた彼女

子供が親を選べるわけもなく 彩香ちゃんは寂しかったことだろう 愛して欲しかっただろう・・・


今になって 彩香ちゃんの体に骨折やキズがあったというのが出てくるのは

重要事項だったから表に出さなかったと思いたいのだけど

事故と見えるようにとあえて出さなかったとしたら・・・能代警察の失態となる


本当に 彩香ちゃんの時に初動捜査の誤りから事故と断定してしまったために

豪憲君へ魔の手がのびたのだとしたら 警察の言い逃れは許せることではない

そして この児童虐待行為 学校も周辺住民も あんなだったこんなだったと非難しつつも

なぜ彩香ちゃんを保護してあげる事が出来なかったのかも考えるべきなのだろう

汚れた服を着て いつもおなかをすかせた子供が居るというのは 地元の民生委員の耳に入っていたわけで

なんで手を差し伸べてあげられなかったのか・・・


犯罪被害者給付金狙いでは?の話もある

  警察庁犯罪被害者対策室 - http://www.npa.go.jp/higaisya/toppage.htm

  犯罪被害給付制度とは - http://www.npa.go.jp/higaisya/shien/kyufu/seido.htm

  犯罪被害給付制度とは(静岡犯罪被害者支援センター) - http://www.shizuoka-hhsc.jp/kyufu.htm

遺族給付金として320万~1573万 この金が欲しいが為に 事件にしたかった?

事故で片付けられたら 給付金がおりない 

彩香ちゃんが無くなって3日目で テレビの力にメールをし

地元で噂が流れ出し 慌てて被害者の母を装いビラを配る

次々と信じたくない事実が浮かび上がり もうどんな供述があっても「やっぱり」と思いそう。


明後日には彩香ちゃん殺害で再逮捕らしいが 

時間がかかりすぎだと言われても仕方が無いような・・・



追加記事

NHKオンラインニュース - “娘の足持ち上げ落とした”

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/17/k20060717000005.html


「彩香の件は公表待って」 畠山容疑者が弁護士に要請

 秋田県藤里町の藤里小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)が接見した弁護士に、4月に水死した長女彩香ちゃん=当時(9つ)=の件をマスコミに公表するのを「今は待ってほしい」と話していることが17日、分かった。
 これまでの調べで、畠山容疑者は「娘が疎ましくなって橋から突き落とした」と供述。接見でも何らかの説明をしたとみられるが、17日に会見した有坂秀樹弁護士は「守秘義務だ」として彩香ちゃんに関する質問にはほとんど答えなかった。
 また有坂弁護士によると、畠山容疑者は彩香ちゃん名義の生命保険への加入や、死亡後に保険金を受け取ったかについては否定しているという。
 秋田地検は17日午後、豪憲君に対する殺人罪で畠山容疑者を起訴する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060717-00000023-kyodo-soci


「豪憲君事件は防げたかも」 問われる県警の初動捜査
 畠山彩香さんについて、河原で遊んでいて過って転落した「事故」と早々に判断した秋田県警。捜査関係者からは「きちんと捜査していれば、豪憲君事件は起きなかったかもしれない」という声が出ている。

 県警が当初、「彩香さんが流された」としていた藤琴川の河原と、畠山容疑者が「落とした」と供述した大沢橋は、約3キロも離れている。

 「事故現場」と判断した河原は、通学路に近かった。コケがめくれたような石があり、子どもの靴跡の一部も残っていた。外傷が比較的少なかったことも判断に影響した。

 しかし河原から川に落ちたとすると、二つの堰堤(えんてい)を越えて1日弱で8キロも遺体が流れたことになるなど不自然な点があった。川の状況の細かな分析が欠けていたとの反省が捜査本部にある。

 捜査関係者の間には今、「事故とした判断は早かったのでは」「母親の畠山容疑者を調べておけば、豪憲君事件は防げたかもしれない」という声が出ている。また「捜査批判が出ても甘んじて受ける覚悟で、彩香さんの件をきちんと捜査しなければいけない」とする捜査関係者もいる。

http://www.asahi.com/national/update/0717/TKY200607170263.html



さきがけonTheWeb - 秋田魁新報社

http://www.sakigake.co.jp/

[特集]藤里・男児殺害事件 - 秋田魁新報

http://www.sakigake.jp/kikaku/fujisato/index.html


能代警察署

http://www.akita-kenkei.net/nosiro/

過去記事(ブログ内@重大事件-秋田小1男児殺害事件

彩香ちゃん、遺体で発見=川に転落 (2006-04-11)

≪秋田小1男児不明≫事件?事故? (2006-05-18)

≪秋田小1男児不明≫首に絞められた跡/捜査本部設置 (2006-05-19)

≪秋田小1男児殺害≫小さな棺、無言の帰宅 (2006-05-19)

≪秋田小1男児殺害≫首に2本の絞めあと、強い殺意の表れか (2006-05-20)

≪秋田小1男児殺害≫地元に詳しい人物に絞り込み捜査 (2006-05-21)

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≪秋田小1男児殺害≫近所の女浮上? (2006-05-23)

≪秋田小1男児殺害≫遺体発見から24日で1週間 能代警察署、大丈夫? (2006-05-24)

≪秋田小1男児殺害≫ウワサの真相、マスコミの力 (2006-05-25)

≪秋田小1男児殺害≫遺体に他人の毛髪=指紋も検出 (2006-05-27)

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≪秋田小1男児殺害≫畠山鈴香容疑者を殺人容疑で再逮捕 (2006-06-25)

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≪秋田小1男児殺害≫畠山鈴香容疑者と私 田村彦志(能代通信部) (2006-06-30)

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≪畠山鈴香容疑者≫彩香ちゃんが「疎ましかった」と供述 (2006-07-16)


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