今日の東京は、昨日と打って変わって寒い雨の日だった。
とっくりセーター(言い方が昭和)を着て、ダウンコート、手袋で行った訳だけど、私的にはこのくらいの気温がいいなぁ…
朝、起きた時に、暖房を入れてから起きたけれど、暖房も必要が無いくらい、昨日の暖気が残っていて、
その後冷えて来たけど、重ねて言う。
私は、このくらいが好き。
晩ごはんは〜と思いつつ、帰って来てから、電話でこの女の子とおしゃべりしていた。
明日の事もあるから、最初、30分で〜と決めたのに、結局、2時間も話していた。
晩ごはん前だから、19:30でおしまいにしたけれど、まぁ…楽しかった。
晩ごはんは、安直に鍋焼きうどん。
夕方から、午後の紅茶割りをグビグビ飲み、調子ぶっこいておしゃべりしていた訳だけど、ふと、この幸せはいつまで続くのか…の話になった。
女の子は言う。
「今の自分の置かれている立場を、再認識して幸せを噛み締めなきゃいけないんですよね?…」
未来あるこの女の子に、今を感謝しろとは言わないけれど、どうして私がそう思うのかと言えば、
私の将来、罹った乳がんの再発とか、婦人科の病気の出現とか…そうなった時の事をシミュレーションしてみたからなんだ。
暗澹たる未来しかないからだと気付く。
例えば、今のアパートで乳がんが再発する。
抗がん剤を受けるとして、体調の不都合で昼間、行くところに行けなくなる。
仕事も休むか辞める。
部屋にずっといて、通って来てくれるのは、訪問看護の人ないしは訪問介護のヘルパーさん。
もっと症状が悪くなったら、グループホームに移る事も考えなくちゃ…
グループホームに移って、寝込む私に、通うのは訪問看護の人とヘルパーさんだけ。
誰とも話さずに、日がな一日天井を見つめる生活になる。
体調の不調を抱えながら。
持っているお金を使っての最低限の治療、生活というわけ。
それが、最悪、明日にでも迫っているから、今の生活が輝いていて愛おしいんだと思うんだ。
この思いは、疾病を抱えた人しかわからないものだと思えて、女の子もピンと来ないだろう。
それでいいんだと思う。
そんな事を考えないで、猛進しなさいよ!なんて思う。
友人の男性のインスタで、花の写真のあれこれとBGMはこの曲が流れていた。


