思い出のマーニーと、離した子供たちと… | 乳がん手術を経てまた平凡な日常を綴ります

乳がん手術を経てまた平凡な日常を綴ります

2022年11月に乳がんが発覚しました。
手術を経て、今は、元気を回復すべく日常を送っています。
おっかなびっくり毎日を過ごしています。大好きなお酒を飲みながら。

今晩は、4で放映されていた、ジブリの「思い出のマーニー」に思いの外、はまってしまい、考えざるべき読後感に苛まれている。


そうか、あの主人公は、マーニーの孫だったのか…


血が血を呼んだのか。


ならば、ならば、私は、あの子達に会いたい❗(酔っ払っている)(大概にさらせよ💢❗)


離れるなら、思い切り抱き締めておけばよかった。
手料理をいっぱい食べてもらえばよかった。
ママは、あなた達を愛しているのよ❗と伝えればよかった。💧


昔、離婚した後にあった親戚の集まりで、従姉妹が言った。
「あんた、あんたが味わった寂しい思いを、自分の子供にさせるのね❗」


その時の苦しさを、申し訳なさ、いたたまれなさを今でも思い出す。


それから私の半生はずっと子供たちに詫びて来た思いがする。


子供を生むという事、命を生み出すという事、そして、生んだ子供たちには、痛みも感情もあるという事を、私はどれほどわかっていたのか。


周りから言われた事がある。
どうしたって、母親はあなたなんだから…
何も出来ない立場になった私は、何をどうしたらよかったのだろう。


あの子達は、どんな思いで大きくなったんだろう。
少なくとも、私みたいに過敏な子供であって欲しくない。


胸が焼けるような酒を食らい、頭によぎるのは、屈託なく笑うあの子達と、愛した主人が笑うあの義実家のひとこまだ。


その時間があるから私は生きていけるけど、あなた達はどうなの?
ねぇ…どんな人生を歩んで来たの?笑い泣き


答えのない問いを、問いかけながら、今晩も時間は過ぎていく。


9時頃、寝ようと思って、睡眠薬を手に取りながら、ふと見たジブリの作品に見入った。


子供たちの苦しみに向き合え❗という啓示だったのか。
どのくらい苦しめば、私は楽になるんだろう。
どのくらい泣いたら、気持ちは済むというのか。


持って行き場のない思いを抱えながら、この思いは、私の一生の責めであろうと思うから、甘んじて受けようと思うけれど、時々、悲鳴を上げるように辛い時がある。


いいや、あの子達の思いに比べたらなんて事ないのだろう。


どうにか私が、あなた達を愛していたのと伝える術はないだろうか。
子供たちが万が一、母親を思い出した時に、愛してもらったと思える事があったのなら、もう思い残す事がない。


切ない夜だ…。
睡眠薬も効きやしない。
追加、追加と薬を増やして、今晩は眠りたい。
今朝方みたいに、元主人の事を思い出さないように、朝まで眠りたい。


明日、目覚めたのなら、また元気に毒を吐く私に戻りますように。お願い
もう泣かなくて済みますように。お願い







そして、あの子達が、健やかに暮らせますように…笑い泣き