これのつづき!

韓国8日目!


韓国9日目。

5時半に起きて、2日前の固いバケットをかじり、シャワー浴び、荷物をまとめてチェックアウト。



1つ下の段にいたイギリスからの観光客は、もうチェックアウトを済ませていた。

早いなあ


チェジュ島には市内をぐるんぐるん回るバスと、旧済州や新済州から市外へ行く長距離バスがある。

今日は、済州市内のバスターミナルから、チェジュ島南西部のある場所に向かう。


フェリーポートに到着。台湾のメイトから貰ったポテトサラダパンを食べる。

チェジュ島から南に船で30分、馬羅島という韓国最南端の無人島がある。あまり日本人が行くような場所ではないらしく、ツアーが少しあるだけだった。英語表示も日本語表示もなく、個人で行くなら予約もできない。



謎のキャラクターが待ち構えていた。

40人くらいが乗船した。自分以外は全員韓国人らしかった。保護区で規制があるらしく、往復チケットは帰りの時間も決められている。21,000W(2,400円)


ちょうど30分で見えてきた馬羅島。

ちなみに、チケットを買うときに、韓国の電話番号を書く必要がある。010で始まる番号だがもちろん無いので、適当に書いて渡しておいた。



着陸。なるほど、うわさ通り1時間で一周できそうな規模で、見通しもかなりいい。


島全体は国語辞典を横たわらせて少し斜めにしたような形で、船着場がある側は海に侵入している。


左回りで散策した。国語辞典が斜めになっているので、気づかへんぐらいの坂道になっている。海面が少しずつ遠くなっていく。


滞在は1時間50分だったが、十分だった。

最近話題のオーバーツーリズムとは無縁の、ゆったりした空間でリフレッシュ。


馬羅島の名物といえばチャジャン麺らしい。島の中心だけ少し店があって、コンビニもある。

食べたい人は、船着場から反時計回りに回ると最初に食べることができる。


チェジュ島本体から釣りに来た人もちらほらいた。

写真ではわかりにくいけど海はまあまあ透明で、味の薄い魚が穫れるんかもしれない。


ならぶカモメ。
逃げるカモメ。


花も色んなやつが咲いていて、鳥も色んな鳴き声が聞こえてきて、人の気配がない中で大自然を吸い込んだ。


この登り坂が一番綺麗だった。
眼下には韓国最南端の碑もみえる。


国語辞典が斜めになっているので、こちら側は海面からかなりの高さがある。

崖も岩のビーチも同時に堪能できてしまう。


味ありすぎる看板。


帰りの船。往きよりはマシだったが、荒いときの東西線よりも揺れた。

途中でもう1つの観光島、加波島の横を通った。


馬羅島に向かうフェリー乗り場はソンアクサンとモルスポという2つの港があるが、チェジュ市内からバスで行くなら普通にモルスポの方がアクセスが良く、便利。系統に151とか152と付いていたら、どのバスに乗っても問題ない。


馬羅島からの帰還が思ったよりもスムーズにいけたので、適当に新済州で降りてみた。

常緑樹の気候ということで、桜と緑が同時に咲いている。


Duty free mart。基本的にはドル払いの建物だった。

チェジュ島はドル決済を好むくせに、英語表記と英語を喋る人が極端に少ない。ちなみに、バスでも英語表記がなく、韓国語しか喋れない運転手&地元の人の助けでなんとか辿り着いた。


スヌーピーの店がちょっと気になったぐらいで、他はコスメとブランド物ばっかり。お土産も少しだけあるが他の店より2〜3割高く、観光スポットではなさそうだ。


庶民の味方は、ロッテマート。お土産が充実してはいるが、ソウルのロッテマートには遠く及ばない。


ドンキホーテよろしく、割引コーナーがあった。


ありえへん量の路駐。駐車場も高いからやな。


日も暮れ、ロッテ火釜サウナへ。
4種類のサウナとチムジルバンが楽しめるらしい。


しかし、バス、フェリー、飲食店、どれも前情報より値上げされていたせいで、9,000W(1,100円)に上がっていたサウナを払った時点で、所持金が0になってしまった。

もちろん追加2,000W(230円)のチムジルバンも入れず、水も食料も手に入らなくなった。


サウナは130℃のドライと110℃のスチームを交互に5,6,7,7,7,7,7分と入ってみた。風呂も種類がたくさんあって良かった。

バスに乗るお金もないので空港まで歩く。


出発ゲート後の、くそでか免税カウンター。
チェジュ島はブランド物販売で成り立っているのかもしれない。


飛行機は、横3つ空いていたので全部使って寝転んだ。ラッキー!

深夜1時に台北に着く、貧民航空だ。