「サバイバルファミリー」 | いつも心にアロハを

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映画「サバイバルファミリー」を観に行った

【ストーリー】

鈴木家は、父・義之(小日向文世)、母・光恵(深津絵里)、息子の賢司(泉澤祐希)、娘の結衣(葵わかな)の4人家族。ある朝、目を覚ますと突然全ての電化製品が停止しており、鈴木家だけでなく近所中で同じことが起きていた。さらに電車も車もガスも水道も止まってしまい、家族全員途方に暮れる。そこで義之は、東京から出ようと決断し……。

 

『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖が原案、脚本、監督を務めて放つサバイバルドラマ。電気が消滅し人々の生活が危機を迎えた世界を舞台に、生き残りを懸けて東京脱出を試みる家族の姿を描く。夫婦を小日向文世と深津絵里が演じ、息子と娘を『過ぐる日のやまねこ』などの泉澤祐希と『罪の余白』などの葵わかなが好演。ハードなテーマをユーモアを交えて描く矢口監督の手腕に注目。

 

感想

 

東日本大震災を思い出した・・・

 

まぁ、この話の場合は早朝の停電だったけど・・・

 

だけど普通停電だけだったら乾電池とかで代用ができるのに

 

なぜか乾電池までもが使えない

 

目覚まし時計も動かないから時間がわからない

 

「そんなわけないだろう」ってツッコみ入れたくなった

 

そして、ほんの数時間、または数日の停電だと思ったけど

 

いつまでたっても電気は復旧しない

 

スーパーからは品物が消え電気がないから電車も動かず

 

ビルの自動ドアは開かず

 

なぜか車のエンジンもかからず、みんな徒歩か自転車での移動を余儀なくされる

 

そして、どこから出てきたのか「大阪では電気が通ってるらしい」という噂を信じ

 

一斉に西のほうへ向かう人々

 

徒歩や自転車で行く道がわからないからみんな高速道路をぞろぞろと歩く光景は異様だった

 

大事なものはお金やブランド物の時計じゃなくて水

 

500mlのペットボトルの水が¥2500で売ってたり水と米を交換したり・・・と

 

人間最後は水が一番大事なんだと思った

 

そして災害があっても生き抜くサバイバル術は知っておくべきだな~と。

 

始めは頼りにならない父親だったり、一日中スマホいじりやヘッドホンで音楽を聴くことばかりだった

 

娘や息子たちが最後には豚を追いかけてさばく手伝いまでやってのけた鈴木ファミリーは素晴らしい

 

ただ、映画だからフィクションだから仕方ないけど、災害があったら

 

国や地方自治体が災害対策で備蓄した食料とか避難場所とかあるだろうに・・・

 

 

東日本大震災からもうすぐ6年を前にしたこの映画は

 

あの日の不便さとそれを乗り越えた知恵と教訓をまた思い出させてくれた