「夢売るふたり」 | いつも心にアロハを

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1日はファーストデー¥1,000ってことで、今日も行ってきました 映画館


本日は、松たか子、阿部サダオ出演の「夢売るふたり」


久しぶりにR15指定の映画を観た


さて、感想






人間のエグさをまざまざと見せつけられた


特に、松たか子


目だけで演技ができるってすごい


そして、怖い


大きく見開くとか、細めるとかじゃなく、何かを考えたり、思いついたときに


目の中にキラッと光が見えて、眼球で演技してるんじゃないかって思ったほど・・・


しかし、阿部サダオも負けてない


顔だけで演技できるってすごい


2人とも人間臭さがでてて、夫婦のリアルさが出てた



小料理屋を営む夫婦が、ある日火事で店を失い、もう一度店を持つために働くけど


献身的に夫を支える松たか子とは違い、阿部サダオは料理人としてのプライドが先行してしまい、


うまくいかずに、ある時浮気をしてしまう


すぐに松たか子は見破り、激しく責めるけど、その浮気により思いがけずに大金を手にしたことで


阿部サダオに心が弱った女性たちに近づかせ、金を貢がせる。というシナリオを書いていく


シナリオ通りに次々と金は集まり、新しい店の準備にこぎつけるまでになった


しかし、少しずつ2人に溝ができ、しまいには事件が起きる・・・・


と、簡単なあらすじはこんな感じ



いくら店の再建のためとはいえ、夫に結婚詐欺をさせるなんて、やはり平常心ではいられない


そんな松たか子の一人でいる時と夫婦でいる時との表情の違いは圧巻


とにかく、人間臭く、エグい


たしかに綺麗なもんじゃないよ、夫婦なんてって思う



しかし、ラストシーンがあまりにもあっけなかったのにはガッカリ


もう少し、くわしく描いてほしかった


でも、最後の松たか子の決意したようなあの目がすべてを語っているのかなぁ



とりあえず、言えることはこの映画は、夫婦で観に行っちゃいけない映画だ