10年後は、
3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上。
かつて経験したことの無い高齢社会を迎えます。
「まだ10年も有る」ではなく「あと10年しかない」
しかも10年後の増加率で高齢者が急増する
のは地方ではなく都市部とのこと!
埼玉県 = 100% 1位
千葉県 = 92% 2位
奈川県 = 87% 3位
大阪府 = 81% 4位
愛知県 = 77% 5位
東京都 = 60% 6位
これは医療・介護分野にとって重大な問題です。
人口構造が異なれば必要とする
医療機能も変わります。
高齢者が増えると認知症や複数の病気を
抱えた患者さんの数も増え、
今までの手術や専門医を選ぶのとは
異なる視点が必要になります。
症状に応じた医療機関に転移するのも当たり前、
在宅医療の充実やサポートシステムも
欠かせません。
世間一般ではまだまだ実感が湧かない
のが正直なところ。
都道府県ごとに、どの様な医療や介護が必要か。
どのような連携が求められるのか!
構想を打ち立て準備を進めようと地域医療構想
(ビジョン)の策定が始まる、との事。
(NPO法人ささえあい医療人権センター理事長:日経より)
因みに誰もが、
いつかは、お世話に成る医療に先駆けて確りと、
【10箇条】医師に係る前の主体的に信頼関係を築く。
1)事前に聞きたい事を3~4に絞って準備し要領よく質問。
2)情報に成る病歴と自覚症状をメモして置き伝える。
3)対話の始まりは積極的にあいさつから。
4)より良い関係づくりは貴方にも責任が有る。
5)これからの見通しも聞きましょう。
6)その後の変化や経過を伝える努力が必要。
7)診断や指示は誤解のないよう確認する。
8)理解できない事は何度でも質問し納得する。
9)医療も不確実なことや限界もある。
10)治療方法を決めるのは貴方 “治すのも貴方”
【診察室のコミュニケーション】のポイント。
・ポイントは簡潔に伝える。
「あれ」「それ」「これ」を言葉に変えて。
「何時から」「どう変化した」を伝える。
例:
「4日程前から喉が痛くなり、
昨晩は熱もでてきて、今朝は38℃でした」
一方的に自分の訴えや話を繰返すのではなく
双方向のコミュニケーションが必要です。
【患者さんの“思い込み”は誤解のもと】
同じ言葉を使って説明しても、受ける人の立場は
イメージや解釈に期待が含まれ誤解することが
有りますが医療現場で起きるとトラブルに発展
する危険性に繋がります。
【自分が解釈した内容を言葉にして確認】
自分が受け取ったイメージに誤りがないか
確認する事が大切です。
例:
ドクターに「この抗癌剤は良く効きます」と言れたら、
「効くとは癌が消えて無くなると言う意味でしょうか?」
と聞いてみてください。
解釈が誤っていたら、その場で修正してもらえますが、
ギャップをそのまま修正されずに治療を進めてしまう
と期待感は不信感に発展しかねません。
さらに、感情的な会話になるとマイナスです。
出来る限り冷静に前向きに建設的な
コミュニケーションでプラスに繋げましょう。
最後までお読み頂けたことに感謝いたします。
~ ナルちゃんの「志」ノート ~
下記、
講座受講のご希望の方はHP/TELでご確認ん下さい。
尚、介護者の受講も受け付けております。
精神科・神経科・心療内科、あしかりクリニック
ホームページ: http://www.ashikari-clinic.com/
(グループセラピーより)
T E L : 03-3380-3272