高齢世代のライフに健康と心情を重ねた実話を
ユーモラスに表現されている。
アドバイサー:中村寿美子さんのコメント。(抜粋)
◆65歳以上、3296万人 の内、女性は1875万人。
子育てを終え協力し合う生活から別々に生きたい年齢。
冷蔵庫を左右に分け、互いに食べたい物を調達。
食べたい時に自分で作って食べる同居生活。
その奥様曰く 「朝食を済ませた途端、夕食は何か?
と問われることもなく、こんな楽なことは無い。」
◆75歳の人生になると生活の質が変わる年齢。
男性は要介護度4~5になる方が多くなり、
女性は足腰が痛く夫の世話など出来ない状況。
見放された夫は「実家に帰ります。」と実家の妹なら、
兄貴風を吹かせ3度の食事位は何とかなると命乞い。
◆80歳を過ぎる年齢になると、
今日が一番元気と歳を忘れ浮かれて楽しんでいる世代。
判断を誤り “オレおれ詐欺” に! お気の毒とはいえ
「騙された貴方が悪いの、」
身辺や財産整理を勧められ迷いつつ5年の相談を
過ごしている内に・・・。
◆85歳、 荷物の整理が出来ない、捨てられない。
財産整理が出来ないまま認知症も不思議でない世代。
残された家族に争乱をもたらす。
「老いたら子に従え」も 核家族の今は死語。
老いの実感が無く気持ちは “乙女”
夫婦2人暮らしも別々に生てきた同居生活。
◆88歳、ベージュになると。
朝起きたら歩けない、起き上がれない。
と日々の状態が変わってしまう世代。
●そんな高齢者 “頭をよぎる” こんな不安!
「 危ない 物忘れ 」???
体験したエピソード自体を忘れてしまうのは認知症。
・体験したことを “スッポリ” 忘れている。
・鍋を何の目的で火にかけたのか分からない。
・合う約束をしたのに、まったく記憶がない。
「 単なる ど忘れ 」?
一部を忘れ、ヒントで思い出せれば問題はない。
・体験の一部が思い出せない。
・出会った事は有るが名前が出てこない。
・ガスを切ったのに心配になる。
●歳とともに低下する知能とは!
ただ漫然と歳を重ねているだけでは、
伸びる能力も伸びないと示唆している。
(脳科学者、篠原菊紀:記より)
★歳を取る程に頭が良くなる知能がある。
単なる記憶力は20代まで。その後は結晶性知能
により年齢と共に飛躍的に伸びて行く。
知識や経験が脳内に増えると個々のネットワークが
繋がり理解力やアイデアが生まれる。
判断力に磨きがかかると能力は向上し、
知識と連動が伴うと脳内から神経物質のドーパミン
が増加し達成感や面白さなど満足感に繋がる。
つまり結晶性知能が伸びれば伸びる程、
脳細胞の分枝が増えネットワークが密となり、
頭を使うことで効率良く頭が良くなる。
★デュアルタスクが重要なポイントとなり、
運動 と 頭、 2つを同時に動かすと
脳の委縮が抑えられ、認知症に効果が有る。
(国立長寿医療センター、土井武彦研究委員:記)
斯 くして、
「活筋健康」は深層筋と思考意識を併用し
自然治癒力を自らの力で発揮!
身体も頭も心までも柔軟に姿勢を新にシニア
ライフの「質」の向上が自律に繋がるのです。
最後までお読み頂けたことに感謝いたします。
~ ナルちゃんの 「志」 ノート ~
下記、
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尚、介護者の受講も受け付けております。
精神科・神経科・心療内科、あしかりクリニック
ホームページ: http://www.ashikari-clinic.com/
(グループセラピーより)
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