知って安心“水分と汗”補給バロメーター!〔NO39〕 | シニアと介護者のための 活筋健康メソッド

シニアと介護者のための 活筋健康メソッド

シニアと介護支援者のためのエクササイズ、
活筋健康メソッドです。活筋は、カッキン!

体内の深層筋を整える自律型運動法です。
マッサージとは異なり、自分で毎日ゆったり整え
健康になると、自信と安心が得られ生き活き爽快!

どうぞご一緒にタメシテカッキン。



人間の身体は60兆個を超える細胞から成り立っています。

その細胞は「食養」から作られていますが、

水分は体重の約65パーセントを占めています。


水分補給基準信号は感知力の強化からですね!

体重の約2%の水分が失われると口や が渇き

約6%不足すると頭痛眠気、よろめき、脱水感!

10%不足すると痙攣が起こり、腎不全に。

20%不足するとに至る。


水なしでは5日も生きて行かれませんが、

水分補給の摂り過ぎは血液濃度が薄れ、

ミネラル養分や塩分不足に繋がります。

因みに、

人間の血液
濃度の塩分は海水と同程度。

飲み物の温度は体温と同じ36~37℃前後がベスト。

特に陰性体質の冷え症などは細胞を引き締め

体のからめ体質改善に
心掛けて欲しい訳。

夏の健康管理しだいで体調が決まりますよ。

冷房や冷たい飲み物は体に与える影響に
注意しましょう。


体質は人それぞれ自分の状態を知り
フレーズに惑わず

自分にわせた健康管理が基本です。


1.血液の流

人間の体の水分量は、

胎児で体重の約90パーセント、

新生児で約75パーセント、

子どもで約70パーセント、

成人では約60~65パーセント、

老人では
50~55パーセントがで満たされ、

年齢と共に減少して行きます。その理由の程は?


体内の水分の約3分の2を占める、細胞内液

残りの3分の1の細胞外液は体内を循環する

血液リンパ液、細胞間に存在する細胞間液から成り、

血液は身体の隅々まで酸素栄養ホルモンなどを

運ぶ重要な役割を担っていると同時に、

老廃物過剰な物質を運び出し、体外に排泄する

という大切な働きをしています。


その血液の半分以上は血漿の液体でほぼ水分は91%。

その血漿はナトリュウムイオン塩化物イオンタンパク質

などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は

この水分で運ばれています。


2.腎臓の働きと尿の量

体内のすべての血液は、循環の過程で腎臓

体内の老廃物を溜めないよう
クリーニンしています。

血液の中の不要物を多量の水(1日に170~180リットル)

濾過し残った不要物と水分を尿として膀胱へ送ります。


成人で健康な人の平均的な1日の排尿量は、約1.2ℓ

最低でも500ミリリットルの尿を排泄しないと老廃物

(新陳代謝など不要な成分と有害物質)が出し切れない。


腎臓はまた、体内の水分調節にも一役かっています。

水分の補給がなければ尿を濃縮し水の排出を減らし、

ければ尿の量を増やして余分な水分を放出し、

体内水分量バランスキープしているのです。


3.体温を調節する水

私たちの平熱は36~37度ですが、体温が2度でも

上がると体調を崩し、時に死に至る危険性も有ります。

このように体温調節は人の生命維持する上で

とても大切な機能です。


例えば汗をかくことは、体温を一定に保つ重要なシステム

で水は蒸発する時に奪う性質をもち、汗をかくと

気化熱として水1ミリリットル当たり約0,6キロカロリー

利用されます。

つまり皮膚から蒸発する時に

皮ふ表面温度が下がるのです。


夏に気温が上昇したときや運動をして体温が高くなった時

に汗をかくのは体温の上昇を防ぐためで、


体の中の不要な熱は皮膚から600ミリリットル

呼吸から400ミリリットル、を無意識のうちに蒸気の形で

水を排せつしています。

これは代謝活動の結果発生した余分な熱を、

水の気化熱を蒸発として外へ運び出す役割を

している訳です。(健康医学より)


自分の健康は貴方自身で、

自分のことですものね!

この夏を元気に乗り越える事を願って・・・。



最後までお読みいただけた事に感謝いたします。

~ ナルちゃんの「志」ノート ~