前回に続いて３月の初め、まだ冬の風が吹きすさぶ中、
群馬県の県庁所在地・前橋市を訪問した様子を紹介。
前回訪問した群馬県庁を出発点に、かつてここにあった
関東七名城の一つ「前橋城」の遺構を散策して散策します。
昭和庁舎を訪問
その前に、群馬県庁の「昭和庁舎」を訪問、
興味深い展示を見つけました。
「上州人宰相」の展示。
第二次世界大戦後、群馬県は47都道府県で最多となる
４人の総理大臣を送り出しました。
左から「福田康夫・中曾根康弘・福田赳夫」
そして「小渕恵三」、お茶目な表情です。
４人の中で、小渕さんに一番親しみを感じたのでした。
群馬県庁から遺構探しに出発
それでは寒風吹きすさぶ中、
前橋城の遺構を探すお散歩に出かけます。
「前橋城」は15世紀末に「箕輪城(日本100名城)」の支城として始まりました。
一度は荒廃したお城ですが、1863年(文久3年)に再築されました。
昭和庁舎の傍には大きな土塁が残っていたよ。
土塁の一角にあった「前橋城跡の碑」
群馬県庁舎にほど近い「楽歩堂前橋公園」にも大きな土塁。
「この土塁の上に登れそうだ
」
ちょうど梅の花が見頃を迎えていました。
臨江閣などを訪問
「臨江閣」は近代和風の木造建築で1910年(明治43年)に建てられ、
現在は重要文化財に指定されています。
入口の門は遠目に閉まっているように見え
ましたが、通用門から出入りできたね。
ここにはお城の遺構として、石垣があると聞きました。
「これが石垣
」
野面積みのような石垣を期待しましたが、
実際には装飾的要素が強い平板な構造。
それでも、江戸時代の遺構と思うと、触ってみたよ。
臨江閣の内部、迎賓館として建てられたこともあり立派なつくり。
お庭も素敵だったね。
前橋城の復元模型があったよ。
かつて利根川の縁に天守がありました。
再び屋外に出て、今度は「空堀」を探しに散策。
かつて東西300メートル、幅70メートルにも
及ぶ前橋城の大空堀がありました。
現在「前橋市中央児童遊園 るなぱあく」
という子供達の遊び場になっていたね。
お城を連想する「とことこ迷城」という施設があったよ。
さらに10分ほど散策すると「前橋城車橋門跡」という
貴重な遺構が、住宅地の一角にひっそりたたずんでいた。
現在は前橋市指定史跡、
石垣が先ほどの臨江閣のとソックリでした。
群馬県庁舎に戻ると、かつての本丸広場の場所に、
「石のぐんまちゃん」「ぐんまちゃん芝刈機」を見つけたよ。
こちらは前橋城との関連はありませんでした。
利根川の川沿いにある「虎姫観音」の小さな建物。
その近くにかつて「前橋城天守」があったようです。
天守の規模は不明ですが、３重３階の構造だったようです。
こんな感じで「前橋城」の広大な縄張りを実感しながら散策いたしました。
【おまけ記事】スーパースイーツ２選
この週末、昨日は茨城県までお出掛け、
本日は自宅でまったり過ごしました。
今回頂いた「ニューヨークチーズケーキ」
チーズの味わいが効いた濃厚なニューヨークチーズケーキは、
焼き上げて作る「ベイクドチーズケーキ」の１種。
コーティングチョコレートも合わせて美味しく頂けました。
お次は近所のスーパーで焼き上げた「手作りリンゴパイ」
スーパースイーツとは呼ばないかもね
こちらも美味しく頂けました。