本年最初の「お泊まり関西旅」に出かけた物語は本編が最終回。
2日目の夕刻、和歌山県北部の岩出市を訪問します。
和歌山県内にある都市ですが、大阪府のベッドタウンなのだそうです。
今回はお寺の城郭「根来城(ねごろじょう)」
を訪問した後、夕食を頂きました。
根来城を訪問
2日目の夕刻「根来寺(ねごろじ)」にやって来きました。
ホントは「根来城🏯」というお城を訪問するつもりでした。
「根来城はどこにあるんだろう」
城址の位置は根来寺の約1kmほど西にあることを後で知ったのでした。
まあいいや、鐘楼門からお寺の内部を見学といきましょう。
光明殿は重要文化財で、1801年(享和元年)建立。
予備知識が少ないまま訪問したので、
「池の中島も砦の一つ」と勘違いしてしまったね。
左側に見える大塔は国宝で、
1547年(天文16年)頃の竣工と考えられています。
高さ40メートル、幅15メートルあり、木造では日本最大の多宝塔です。
右側の大伝法堂は重要文化財、根来寺の本堂で1827年(文政10年)再建。
内部を見学できる時間をとうに過ぎているので、
塀の向こうから背伸びして外観のみ見物していました。
川べりを眺めていると「大きな水堀」に見えてきたね。
「根来城」は室町時代に根来衆(ねごろしゅう)と呼ばれる
1万人もの僧兵集団が鉄砲などで武装して拠点を構えていました。
時の権力者、織田信長とは友好的でしたが、一方で
豊臣秀吉とは対立して攻められ、お寺は焼け落ちてしまいました。
江戸時代には紀州徳川家の庇護のもと主要な伽藍も復興されました。
お寺の境内は「もみじ谷公園」として、紅葉の名勝になっています。
今度は紅葉の時期に来てみたいですね。
岩出市内のお寿司屋さんを訪問
小生はその後、岩出市内で夕食を頂いた後に東京まで帰ることにしました。
チョイスしたのは「大漁寿司」というお寿司屋さん。
店内でのお食事の他、テイクアウトも行っているのでした。
店内に入るなり「特選にぎり10種コース」が
目に入って来たのですぐに注文。
当日の店長おススメのネタを厳選して出して下さいました。
でもチョット、口がさみしいと思ったので、、、
「ノンアルコールビール」を注文。
酔っていなくても雰囲気だけでも盛り上げようと思います。
その後も「お値段以上のネタ」が続きました。
「おーっ、天ぷらも頂けるんですね」
おまけに茶碗蒸しまで付いてきました
「中トロ」「和牛炙り」の豪華な2品。
赤だしも付いてきたよ。
最後まで美味しく頂けました。
クオリティーの高いネタをお安く提供いただける
「庶民の味方」のようなお店と思いました。
食後は店長さんが小生に質問する形で、
「お城談義🏯」に花が咲いていました。🌸
店長さんは小生が旅する様子を
「羨ましい」と仰ってくださいました。
店内に流れてた「Queen」の選曲などから、
店長さんは小生より少し年上の方と思ったね。
「これから9時間かけて東京まで帰られるのですね」
「そっか、和歌山県から9時間もかかるのですね」
そんなやり取りをした後、帰路に着いたのでした。