娘の災難⑤ | きっと明日は晴れる❗

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旦那の「急性骨髄性白血病」闘病日記とその後の家族の日常

病院からの帰り道。


まずはタクシー会社へ。

検索した場所から移転してて、グルグル回ってしまったけど、とりあえず問題のサブバッグ戻って来ました。

中身もしっかり揃ってて、運転手さんに感謝です。

病院帰りに慌てて行った感じになったので、お礼の菓子折りとかも持って行かず…申し訳なかったな。


その後買い物へ。

もちろん娘は車でお留守番。

まず探したのはヒザサポーター。

昨夜と今朝の娘を見てると四つん這いでハイハイ状態だったので、ヒザが悪くなりそう…と思い、ヒザ用サポーターをゲットしました。

本当は自転車用とかの厚いクッション入りとかが欲しかったのですが、中に折り曲げたタオル入れれば使えるかと思い、それで手を打ちました。

それから次は息子の足サイズの運動靴。

娘が家を出る時自分の靴は足が腫れてて履けなかったので、サンダルを引っかけて来てたので、家まで歩くために運動靴をご所望だったのです。

それでももちろん娘のサイズ25センチは足が入らないし、どうせ買うなら後々使えるように息子のサイズ28センチにしようと思って…。

しかもなるべく滑らない靴にしたかったので、ホームセンターで作業用の靴にしました。


それから娘が2週間家に…しかもリビングに居座ることになるので、お昼ご飯用とかおやつ用とか…アレコレストックしとかないと。


さて、家の駐車場に着いてからが大変です。

本当に歩いて行けるのか…。

買ってきた28センチの靴を履かせてみる。足が腫れてるから、靴に足を入れるのは少し時間がかかったけどどうにか履くことはできました。

どうにか立ってみて娘が

「あ、これ滑らないでしっかりしてるから、全然いいわ」

靴の裏のゴムのグリップが効いていたみたいです。

果たしてこれで家まで歩いて行けるのか…。

1歩ずつ1歩ずつ。

娘は手すりを綱引きみたいに握りしめて引っ張って、足を1歩進めるって感じで…。

初め息子は最悪おぶるのかと思ってたので、後ろに付いてきてたけど、どうにか進めてたので、買ってきた物を担いで家に先に帰りました。

それから…30分くらいかな…。いつもは10分もかからない行程なのですが、なにせ1歩ずつですからね。

私はずっと娘の後に付き添って、手すりが切れてる所で手を貸して次の手すりまで行ってって感じでどうにか家に到着。

娘はとにかく足と言うより手の力で引っ張りあげながら上ったので、手がかなり疲れてしまったようでした。私も…なにもしてないけど、精神的にかなり疲れちゃいました…。

でもとにかく…良かった。どうにか帰れた…。


さて、しばらく娘は家から出ない日々が始まります。