息子の就職③ | きっと明日は晴れる❗

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旦那の「急性骨髄性白血病」闘病日記とその後の家族の日常

前回からの続きです。

息子が志望してる会社は最終面接までの道のりが長く、週一は面談の日があって、1時間以上話をしてました。
入社するにあたっての心構えやら何やら、色々と話をしてたようです。

ただ、息子もそれだけ入社するのに厳しい状態のため、採用してもらえるかわからないと思ってたようで、中退者を扱ってくれる人材派遣会社にも登録して、何社か面接を受けたりしてたようでした。

その中で内定をもらった会社もあったのですが、あくまでも第一志望の会社は揺るがず、その会社の最終面接が終わるまでは結論を出したくないようでした。

そして9月に入って、いよいよ最終面接になりました。

1時間ほどかかってたみたいですが、終わると息子がリビングに入ってきて、
「内定決まったよ。10月から東京になった」

「えー、そんな日にちないやん」

息子は志望してた会社に内定もらって嬉しそうでしたが、私は嬉しいような、寂しいような、日にちのなさに焦りまで感じてました。

東京に行くまで1ヶ月もないんですもん。

役所での手続き、大学での手続き…。

さすがに退学届に保護者のサイン書く時は本当にこれでいいのかな…と少し躊躇しました。でも、今さら仕方ない…。

9月までに退学届を提出すれば、後期の学費は必要ないから…と息子は息子なりに退学の時期を考えてのことだったようです。

東京行きが決まると地元の友達と食事したり、バイトも最後までちゃんと行かなきゃだし、あっという間に東京に行く日が近づいて来ました。

せめて部屋は片付けて行ってねと息子に言ってたのに…。結局手付かずのまま。

前日バタバタと部屋の片付けと荷造りとをやってました…。
結局私まで手伝う羽目に…。

コロナがあるので、一度見学にという話もなくなり、月末に行って入社前日に見学することになったようです。

会社が用意したシェアハウスに同僚と住むことになってるので、へやさがしも大きな家具とかの引っ越しがなかったのは助かりました。

でも、スーツケースひとつでになったのでもうパンパン。
飛行機に預ける時の重さが…と結局1/3くらいは抜く羽目になりました。

そんなこんなで息子は元気に東京へ向かいました。

次回に続きます。