何でもいいです。ずっと続けていることって
ありますか?
ピアノ、習字、好きなもののコレクション、
好きなアーティストの応援・・・。
何でもいいから続けることっていいことだと
思う。「子どもの頃からずっと野球をやっている。」
「毎年一度は家族で山登りをする。」
そんな話しを聞くと、その人が輝いて見える。
その人にとってみれば何でもないことかもしれないが、
何かを続けるということは、強い意志の表れでもあり、
その人のこだわりだとも思う。
私自身、子どもの頃からではないが、
社会人になってから継続しているものが
ある。町内バレーボール大会への出場である。
昨日(6月6日)の町内バレーボール大会を
もって11年連続の参加となった。
何が嬉しいかというと、11年連続して町内の方が
声をかけてくださったということである。
お世話をする方が代わっても、11年間連続して
声をかけてくださったということが自分にとって
一番の嬉しさである。
実はこの大会、初めて参加した時から私は
競技前の準備体操のリードを任されている。
11年前、「たかしさん、お願いします」と突然言われた
のを引き受けたのがきっかけであるが、その時は
よもや11年連続して自分がリードを任されるとは
思っていなかった。
1、2回任されただけでは、特別な思いはないかも
しれない。しかし、5~6年連続して任されるように
なると、もはや私にとってはただの、準備運動の
リードだけではなくなった。一つの役割を任される
続けるということが私にとっての大きな誇りとなっていた。
何かを継続する。他人からみたら、ちょっとしたこと。
1度や2度続けただけでは何も変わらないかも
しれない。でも、やり続けると、気持ちに変化が
出てくると思う。その変化はやがて、その人に
とってかけがいのない誇りへと変わっていく。
誇り・・・生きていく上で絶対に持っていたいものです。