他人の幸福と不幸。どんな味? | あたま出版ブログ 禿頭席(とくとうせき)

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自身が経営する会社が傾き、多額の借金を抱えて苦しんでいる人がいました。

またある人は、勤めていた会社でトラブルに巻き込まれて退職、転職先では給料の大幅ダウンと人間関係に悩んでいます。

身内の不幸を嘆き悲しんでいる知人もいました。

 

これらの話を聞くと、いつも悲しくなります。真面目な人ほど真剣に考え悲しみや苦しみに押し潰されます。どうにかならないものでしょうか。彼らの仕事や家庭の問題が解決しうまくいきますように。

 

長い間苦労していた人が仕事や家庭、恋愛等でうまくいき、それまでが嘘だったかのように成功している人もいます。

このような話を見聞きすると、嬉しくなります。ああ、よかった。

 

 

ところが、世間にはどうも私とは感覚が異なる人も少なくないようです。

「他人の不幸は蜜の味」と感じる人が意外に多いことに驚きます。

 

他人の仕事での失敗や借金、病気等の噂話を嬉々として話す人がいます。「かわいそうに」「大変そう」と言いつつ、目が笑っています。

同僚の昇進を妬み、悪意のある噂を流したり、上司に抗議する人もいるようです。

 

私にはその人達の心理が理解出来ません。他人の不幸をなぜ喜ぶのでしょうか。他人が不幸になれば自分が幸福になるとでも?

私には他人の不幸がなぜ嬉しいのかわかりません。

 

他人の不幸を喜ぶ人は、他人の幸福を妬み嫉む人なのでしょう。

少なくとも、その人自身はあまり幸せではないのでしょう。

そのような人には幸せはやって来ないように思います。

 

他人の不幸を自分悲しみ、他人の幸福を素直に喜べる人でありたいものです。